渚のたたかい

劇場公開日:

解説

ジョージ・バー・マッカッチョンの原作から「わらの女」のスタンリー・マンとクロード・ブルールが共同で脚色、「フレンチ・スタイルで」のロバート・パリッシュが監督した戦時挿話。撮影はウォルター・ウォッツが、音楽はエドガー・コスマが担当した。出演は「潜行」のクリフ・ロバートソン、イリナ・デミック、マリウス・ゴーリング、「危険な道」のスリム・ピケンズ、「ナバロンの要塞」のジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、「竜騎兵総攻撃」のブロデリック・クロフォード、「史上最大の作戦」のフランソワーズ・ロゼエほか。

1965年製作/アメリカ
原題:Up from the Beach
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1965年10月20日

ストーリー

ノルマンディ上陸の日。連合軍のバクスター軍曹(クリフ・ロバートソン)は部下と共に敵兵を追いながら前進を続け、ある農家に敵兵の潜伏を知った。その1名を捕虜にし、近所の村にいた非戦闘員23名の身柄をイギリスへ避難させることを決めた。軍曹が村長たちを引率して海岸に向う途中部下のディバイン一等兵( レッド・バトンズ) は捕虜の独車少佐と仲良くなり、軍曹は村長のリリ( イリナ・デミック) と親しくなった。海岸へついた軍曹は、彼等をイギリスの船に乗せるべく交渉したが、揚陸司令官(ジェームズ・R・ジャスティス)は村へ引返せと命令した。再び村へ引返して捕虜と村民をリリの家に収容したが、村はまだ解放されてなく、砲弾が散発的に落下する。もう一度海岸に行くことになった。不平をいう村人たちを励ましながら海岸へ行く途中、空腹を訴えだす者が出たり、俄雨にあい、砲弾の洗礼もうけた。再び海岸へもどった軍曹は補給所から兵食と飲料水を持ちだして村民や捕虜に与えた。もう一度揚陸司令官にあおうとしたが、今度は憲兵少佐(ブロデリック・クロフォード)に再度追い返されてしまった。野宿した一行は、翌朝再び村へ引き返すことになった。村へ着くと捕虜の少佐は教会の地下室なら安全だと、村民避難の場所と案内したが、ドイツ側が退却するとき仕掛けた爆薬があって少佐が死んだ。そして辺りは砲弾の炸裂。ディバインが負傷した。先を急ぐ軍曹は彼を残して行かねばならなかった。それから間もなく米軍の連絡で、村が解放されたから各自の家に帰して良いという報告をうけた。軍曹は苦労を共にした村民、とくにリリと別れを惜しみながら、前線へ向かう部隊と合流していった。

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