ナイト・ワーク

解説

「破誡」のエディ・クィランと、「スポーツ王国」「空中大曲芸団」のサリー・スターの主演映画で、ウォルター・デレオンの執筆した脚本をもとにラッセル・マックが監督し、ジョセフ・ケインが撮影した。助演者は「破誡」「鉄路の王者」のジョージ・ダーイ、チャールズ・クラリー、フランセス・アプトン、ベン・バードその他である。

1930年製作/アメリカ
原題:Night Work

ストーリー

ある百貨店のウィンドウ装飾係の助手をしてささやかな給料をとっているウィリーは、ふとした機会から孤児院の若い保母メリーと知り合った。ウィリーを金持ちの伜かなにかと考えたメリーは孤児オスカーを扶助するようにすすめ遂にかれを説き伏せてしまう。もとより金のないウィリーは約束を果たすために金を得なければならないので夜はナイト・クラブで働くことになる。そのためろくろく眠る時間がなくなり、その疲れを休めるために苦労した。そのうち、メリーとウィリーは子供を引き取り結婚するばかりになった。その時ヴァンダーマンという老富豪があらわれ、オスカーを見て自分の息子ハーヴェイが前妻との間にこしらえた孫だといって引き取ろうとする。だがハーヴェイが父親からそれを聞いて調べてみると、オスカーは自分の実の子供でもなんでもないことがわかった。やがてハーヴェイの実子の所在が判明した時、メリーとヴィリーは些細の誤解から気まずい仲になりかけた。しかしウィリーの装飾係としての手腕が認められ、地位も給料も昇り、生活が楽になるとともに2人の間のしこりも解け、オスカーを引き取って新家庭をいとなむに至った。

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