独立騎兵隊

劇場公開日:

解説

1870年代のアリゾナを舞台にした西部劇。「バファロー大隊」のジェームズ・ワーナー・ベラの原作を「でっかい札束」のジョセフ・M・ニューマンが監督した。撮影に当ったのはウィリアム・W・スペンサー。音楽担当はハリー・サックマン。出演するのはTV映画出身「西部の男パラディン」のリチャード・ブーンの他、ジョージ・ハミルトン、ルアナ・パットン、アーサー・オコンネルなど。製作はロバート・J・エンダース。

1961年製作/アメリカ
原題:A Thuder of Drums
配給:MGM映画
劇場公開日:1961年11月14日

ストーリー

マドックス大尉(リチャード・ブーン)を隊長とするアリゾナのフォート・キャンビーの守備隊は、兇悪なインディアンの跳梁に、手を焼いている。今日もパトロール隊が味方の死体を積んで夜明けの中を帰ってくると、開拓者の小屋にローリーと呼ぶ少女が茫然と立ちつくしていた。母と姉がインディアンに惨殺されたのだ。隊員の葬儀の最中、赴任してきた若いカーティス中尉(ジョージ・ハミルトン)は、追跡隊の指揮をとらせてくれと申し出るが隊長は許さない。うあがてカーティスはグレシャム中尉の許婚が、突然の転任で意志の疎通を欠いたままになっている自分の恋人トレーシー(ルアナ・パットン)と知って驚く。彼女は捨てられたと思い込んで、グレシャムと結婚するためこのあらくれの地へやってきたのだ。2人の胸に再び激しい愛が燃える。グレシャムとトレーシーの婚約祝賀会の夜、トレーシーがカーティスを愛していると知ってグレシャムの心は乱れる。折も折、インディアンの大軍が現れたという報告に、隊長は直ちに一小隊を連れてグレシャムに急行させ、翌日、隊長みずから守備隊全員を率いて討伐に出動する。カーティスは隊長にしたがって敵情偵察に出たがある崖下にグレシャム以下全員戦死の光景を見た。日頃の心の鋭さがグレシャムに欠けたため、この結果を招いたのだとカーティスを制す。グレシャムの心を乱した原因について、カーティスは自責の念にかられる。その夜半、隊長はおとり部隊を用いて敵をせん滅、大勝利を収める。騎兵隊が砦に凱旋すると、トレーシーがローリーと駅馬車に乗っている。彼女もグレシャムを死なせたのは自分だと思い悩み、カーティスへの愛をこの土地と共に捨て去る決心をしたのである。

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