テンプルちゃんお芽出度う

解説

「私のテンプル」に次ぐシャーリー・テンプルの主演映画でパターソン・マクナットとアーサー・ベックハードの2人が原作脚色し「ホワイト・パレード」のアーヴィング・カミングスが監督した。撮影は「私のテンプル」のジョン・サイツである。「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」のレイ・ヘンダーソンが作曲を受け持っている。助演者は「ホワイト・パレード」「空飛ぶ音楽」のジョン・ボールズを始め、「曲芸団」のロチェル・ハドソン、「ある日曜日の午後」のジェーン・ダーウェル、「情熱なき犯罪」のエスター・デール、その他ラファエラ・オッティアノ、モーリス・マーフィー、エチエンヌ・ジラルド等である。

1935年製作/アメリカ
原題または英題:Curly Top

ストーリー

可愛そうな孤児のエリザベス・プレアはレーキサイド孤児院に姉のメリイと一緒に引き取られていました。そこは厳格な規則づくめの場所でしたが、利発で快活なエリザベスは皆に「巻毛ちゃん」と呼ばれて、1人で暗い孤児院を明るくしていました。ある時孤児院に役員会が開かれお偉い方が多数出席しました。その時、エリザベスのベティちゃんは歌を歌ったというので役員の1人から大層叱られました。メリイは妹をかばってやりました。姉妹の心情に同情したのはエドワード・モルガンというお金持ちでした。彼は親切にもジョーンズという仮想の人物の命とう事にして、ベティ姉妹を引き取り世話しようと申し出ました。何事も知らぬ2人は感激してジョーンズさんの世話人モルガン氏のお屋敷に引き取られる事になり、ベティさんは大事にしている小鴨も一緒に連れて行きました。2人には夢のような楽しい生活が始まり、姉のメリイにはモルガンの従弟に当たるロジャース青年が想を寄せました。モルガンもメリイを愛していました。メリイも彼が好きだったのですが、ちょっとした誤解からメリイは彼の愛を疑ってロジャースと婚約しました。しかし、ベティは姉さんがモルガン以外の人の所はお嫁に行くのはいやでした。そのうちにジョーンズとは実はモルガン自身だという事が解り、誤解も解けて、メリイは婚約を破棄してモルガンと結婚する事になり、ベティは一家の一員として楽しい生涯をおくりました。

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