男性は一様か

解説

「神の悪戯」等と同様久し振りのメトロ社メイ・アリソン嬢主演映画であってアーサー・ストリンジャー氏の雑誌小説をA・P・ヤンガー氏が脚色し、其後パラマウントで「大陸突破」「ヤング・ラジャー」等を監督したフィリップ・E・ローゼン氏の監督である。相手役は「爆弾児」等のウォーレス・マクドナルド氏、其他「罪は我に」「奇襲」等のルース・ストンハウス嬢、ウィニフレッド・グリーンウッド嬢等が出演している。

1920年製作/アメリカ
原題:Are All Men Alike?

ストーリー

テオドラ・ヘイドンという社交界の娘は、表面のみ複雑で内容の単調な社交場裡の生活に全く倦怠を感じ、何等拘束なき自由を得べく、望めば何ものをも手に入れ得るという彼女独特の哲学を楯に自分の好む生活に入った。彼女は結婚問題に就いても男は総て同じ様なものかを見究め様とした。然し其後幾多の危険な出来事に面した揚句、彼女はやはり女性は己が信ずる一人の男に自分の生活のすべてを委すべき事を覚ったのである。

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