ダニー・ケイの戦場のドン・キホーテ

劇場公開日

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解説

ブロードウェイで大当たりをとったフランツ・ウェルフェルの喜劇「ヤクボウスキーと大佐」の映画化。監督は英国生まれで、ロンドンとニューヨークの劇壇で、ラディガンの「離れたテーブル」やテネシー・ウィリアムズの「夏と煙」等を演出したピーター・グレンヴィル。かつて「七つの月のマドンナ」に出演したことのある彼の、映画監督第1作である。脚色はS・N・ベールマンとジョージ・フローシェルの共同。「暗黒への転落」のバーネット・ガフィが撮影を監督した。音楽はジョージ・ダニング。「僕はツイてる」のダニー・ケイと「眼下の敵」のクルト・ユルゲンスが共演する他、「追想」のエイキム・タミロフ、「戦塵」のニコール・モーリー、フランソワーズ・ロゼエ、マーティタ・ハント、リリアン・モンテヴェッチ等が出演する。製作ウィリアム・ゲーツ。

1958年製作/アメリカ
原題:Me and the Colonel
配給:コロムビア

ストーリー

1940年、ナチ機械化部隊侵入寸前のパリのホテルに、2人の男がいた。S・L・ヤクボウスキー(ダニー・ケイ)という気弱ながら機転の利くユダヤ系ポーランド人と、対独戦に敗れて、英国に亡命しようとする、尊大で女好きの反ユダヤ系ポーランド貴族のブロコズニー大佐(クルト・ユルゲンス)である。切迫する事態に、ヤクボウスキーが古ぼけたロールス・ロイスを手に入れ、2人は、大佐の従者シャブニエヴィッチをつれて、ホテルから脱出する。ところが大佐の運転する車は、彼の恋人スザンヌ(ニコール・モーリー)を救うためドイツ軍が進撃してくる方向に走り出した。独軍先遣部隊長は同じくスザンヌを狙う恋敵で、心配だというのだ。そして一行3人は厳重な戦車の中で、何とかスザンヌを救出した。ガソリンが無くなると、退却するフランス戦車からウォッカと引きかえにせしめ、ホテルが難民で一杯なら番人をまるめて古城を開けさせ、ヤクボウスキーの術策で道中は着々と進む。スザンヌは、このユダヤ人に興味を抱きはじめた。面白くない大佐は、ヤクボウスキーに決闘を申込み、古城の広間で剣の立ち回りが始まった。ところが、勝負しながら地下室にふみこんで、1792年銘柄のコニャックを発見、2人はただちに休戦した。酔いがさめてみると、ドイツ軍は既に侵入しており、一同は捕えられた。しかし、ヤクボウスキーの弁舌がまたみんなを救った。面倒が起るのを避けて、ヤクボウスキーは一行と別れて国境の町アンダイでおち会うことにした。彼らを逃した失敗に気づいたドイツ秘密警察は、別行動のヤクボウスキーを尾行し、彼を罠に大佐逮捕を企てた。約束のレストランで、ヤクボウスキーは、潜水艦で英国に脱出する大佐に同行すべく、彼を待った。大佐は事態を察知したが、愛すべき友のために自ら現れた。自動車で逃出した2人は、軍隊の入れぬ尼僧院に逃げ込み、尼僧をかえ玉に使って2人乗り自転車で海岸に脱出、スザンヌに再会を約して潜水艦にのりこんでいった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 ゴールデングローブ賞(1959年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ダニー・ケイ

ノミネート

作品賞(コメディ)  
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