「いい物語だが退屈な演出」大西部への道 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
いい物語だが退屈な演出
総合55点 ( ストーリー:70点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
ただのよくある無法者相手の銃撃戦ではなくて西部開拓の危険な旅路を描いたなかなか壮大な主題の西部劇だし、豪華俳優出演で撮影にも金もかかっていそうなのだが、どうにも古い映画だけあって演技も演出も古い。そのためか危険や苦難さがあまり伝わってこなくて、せっかくの主題が生かされていなくて残念。面白そうな出来事は起きているのにもかかわらず、観ていて退屈さを感じてしまった。登場人物の掘り下げ方も浅く、誰がどんな性格でどんなことを考えているのかもわかり辛く魅力に欠けていた。
コメントする