脱線あしか騒動

劇場公開日:

解説

ノーマン・トーカーがシナリオを書き、自ら演出したアシカを使った児童喜劇。撮影はゴードン・エイヴィル、音楽はオリヴァー・ウォーレスが担当した。製作はウォルト・ディズニー。出演はカリフォルニア動物園のアシカ・サミー、子役のビル・マミー、マイケル・マクグリービー、ほかにパトリシア・バリー、ロバート・カルプ、ジャック・カーソン、アン・ジリアンなど。

1962年製作/アメリカ
原題または英題:Samy, The Way-Out Seal
配給:ウォルト・ディズニーKK
劇場公開日:1964年7月18日

ストーリー

アーサー(マイケル・マクグリービー)とピーティー(ビル・マミー)の兄弟は海岸で怪我をしたアシカを介抱してやり、サミーという名をつけて両親に内緒で飼うことにした。それは容易なことではない。水浴をさせねばならないことを知った兄弟は女友達のロッキー(アン・ジリアン)家のプールを借りることにして早速実行、ロッキーの愛犬アンダスもサミーと仲よしになった。ある夜、兄弟の両親はロッキー家のパーティーに出かけたが、兄弟が作ったシャワー装置を父親が知らずに栓を閉じてしまったので、サミーはプールが恋しくなり、そっとぬけ出して行った。会場はパーティーがたけなわ。ところがサミーが暗いプールではしゃぎまわり、酔払った連中に悪戯をしたので、パーティーは大混乱。翌朝その事件を知った兄弟は、サミーの仕業と知り、ロッキーの父シルベスターの事務所にサミーを乳母車に隠して連れて謝まりにいった。ところが、シルベスターは兄弟の話よりも自分の話に夢中。サミーがそのすきに高価な熱帯魚を食べてしまったから大変、兄弟は何も話さずに逃げ帰った。スーパーマーケットに隠れたが、乳母車がひっくりかえりアシカが出てきたので大騒ぎ。おまけに買物に連れてこられた犬がサミーを追っかけはじめた。そのうえアンダスがサミーの救援に来たので大変な騒ぎになった。この動物たちの友情を新聞が大きく報道、町の役員のシルベスターがサミーを町の中心に飼い、毎日芸をさせて観光客を呼ぼうと言い出した。兄弟は大反対である。そしてサミーを海へ返してやるよう説得した。淋しく帰るサミーを雌のアシカが迎えている姿を見て、みんな喜んだ。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く