魂の市場

解説

「ドロシー・ダルトン嬢が出演した映画の内ユーコンの侠妓以来の傑作である」とニュース誌は激賞している。ジョン・リンチ氏の原作、ジョセフ・ド・グラス氏の監督した人情劇で、嬢の対手はH・E・ハーバート氏とフィロ・マッカロー氏とである。

1919年製作/アメリカ
原題:The Market of Souls

ストーリー

ヘレン・アーメスという若い看護婦は田舎からニューヨークへ出てきて友人のエヴェリンを訪れ、彼女の夫ハーバート及びその友人ライル・バーンと共に繁華な踊場へ行った。ライルは遊蕩者であったが、彼の兄のテンプルは律儀な男であった。ライルは兄に対しヘレンが淫らな女であるかの如く物語ったが、テンプルはこれを信ぜず、兄弟の間には格闘が起こって、テンプルは一時失明する。彼が手術の際看護の任に当たったのはヘレンであった。テンプルは変名している彼女をヘレンと知らず、その親切に心惹かれて結婚を申し込んだ。しかるに手術の結果眼が見えるようになって彼女がヘレンであるのを知り、誤解している彼は彼女を却ける。しかし仏国戦場で名誉の戦死を遂げたライルの霊は、テンプルの誤解を解いた。2人は永久に結合された。

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