戦う太鼓

劇場公開日:

解説

西部開拓の英雄ダニエル・ブーンの半生記。トム・ハバードとジャック・パトリックの脚本をNBCテレビの演出家兼作曲家アルバート・C・ガナウェイとイスマエル・ロドリゲスが監督した。撮影はジャック・ドレイパー、作曲、演奏指揮はラウル・ラヴィスタ。主演は「三人のあらくれ者」のブルース・ベネット、「見知らぬ人でなく」のロン・チャニー、ウェスタン歌手ファロン・ヤング、テレビ出身のケン・ディブス、ジャクリーン・エヴァンズ。

1956年製作/アメリカ
原題:Daniel Boone, Trail Blazer
配給:リパブリック=NCC
劇場公開日:1957年7月24日

ストーリー

1775年、ダニエルブーン(ブルース・ベネット)一家は開拓者の一団と共にノース・カロライナからケンタッキーのブーン砦に出発した。その砦はブーンの部下エンディ(D・オフリン)とその息子ファロン(ファロン・ヤング)によって守られていたのである。ところが先発の一隊、ダニエルの息子ジェイムスの卒いる一隊は、裏切者シモン・ガーティ(ケン・ディブス)に扇動されたインディアンに襲われ全滅してしまった。その現場に達したダニエルの一隊は、第3隊の危機を救うために引き返すが、時すでに遅く、ガーティ一味に襲撃された後だった。ダニエルは彼と乳兄弟の間柄にあるインディアンの酋長ブラックフィッシュと会い、平和交渉を試みようと集落に向かうが、ガーティの計略にかかって捕まえられた。一方、酋長はダニエルを迎えにやった息子2人がガーティ一味に襲われ、それをダニエルの仕業だとガーティに教えられ、インディアンの一隊を率いたブーン砦に殺到する。その時、集落から脱出したダニエルは、重傷を負った酋長の息子を救い、酋長の誤解を説こうとするが果たせない。遂に一策を考え、ガーティをおびき出して悪業を自白させる。かくて白人とインディアンの間に平穏が訪れ、ブーン砦の危機も去った。

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