性本能と原爆戦

劇場公開日:

解説

ジェイ・シムスの原案を彼自身とジョン・モートンが脚色、アーノルド・ホーランドが演出した核恐怖ドラマ。撮影はギルバート・ウォーレントン、音楽はレス・バクスターが担当した。製作はルー・ラソフとアーノルド・ホーランド。出演は「白昼の対決」のレイ・ミランド、「雨に唄えば」のジーン・ヘイゲン、「史上最大の作戦」のフランキー・アヴァロン、「空挺肉弾部隊」のリチャード・バカリアンのほか、メアリー・ミッチェル、ジョーン・フリーマンなど。

1962年製作/アメリカ
原題または英題:Panic in Year Zero
配給:大蔵映画
劇場公開日:1964年6月23日

ストーリー

ハリー(レイ・ミランド)とその妻アン(ジーン・ヘイゲン)は息子リック(フランキー・アヴァロン)と娘カレン(メアリー・ミッチェル)を連れて休暇の旅に出た。が、ロサンゼルスを離れて間もなく、町は核兵器の攻撃にあい、灰燼と帰した。死を目前にした人間は自暴自棄となり、法秩序は失われた。ハリー一家は、この混乱と死の灰の恐怖から逃れるため、山間の目的地に急いだ。身の危険を感じたハリーとリックはライフル銃を買い、身をていして危険をきりぬけ、目的地に着いた。ハリー一家はただちに暴徒にそなえて通路となる橋を落とし、山腹の洞穴にたてこもった。しかし野獣と化したカールという男を先頭とする若者たちは近くの農家を占領した。そしてカレン1人のときをみはからって洞穴に押し入り、カレンを凌辱した。ハリーとリックはこれを知り、復讐に燃えてカールら3人組を追った。農家に3人組をみつけたハリーとリックは2人を射殺した。しかしカールは逃げた。なおカールを探して歩くうちハリーらは無法者たちに両親を殺され、監禁されていた娘マリリンを見つけ洞穴に連れ戻った。若いマリリンとリックは互いに愛し合うようになった。そんなとき生き残りのカールを森でみつけたリックはカールに復讐は果したものの自分も重傷を負った。マリリンを加えたハリー一家はリックのために医者を探して、いまだ混乱のおさまらない町へ帰って行くのだった。

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