進め!ベンガル連隊

劇場公開日:

解説

19世紀のインドを舞台に原住民軍の反乱と戦うベンガル連隊を描いた活劇。ホール・ハンターの小説「ベンガルの虎」を原作に「イスタンブール(1956)」のシートン・I・ミラーがストーリーを書き同じく「イスタンブール(1956)」のリチャード・アラン・シモンズが脚色した。監督は「乱暴者」のラズロ・ベネデック、撮影監督は「地獄の戦線」のモーリー・ガーツマン、音楽監督は「東京特ダネ部隊」のジョセフ・ガーシェンソン。主演は「黒い牙」のロック・ハドソン、「悪の対決」のアーリン・ダール、「辺境の掠奪者」のウルスラ・シース。

1954年製作/アメリカ
原題:Bengal Brigade
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1957年9月22日

ストーリー

1856年、インド駐屯の英国ベンガル連隊所属の原住民軍は土賊シリ・ナースの根拠、まらかい要塞攻撃の命令を受けた。クレイボン(ロック・ハドソン)、ブレイン両大尉の指揮する原住民軍二中隊は直ちに攻撃を開始したが土賊の反撃も鋭く連隊長もロウ大佐の副官が戦死した。その後任にクレイボン大尉が任命され、彼は中隊の指揮をシング曹長に委ね新しい任につこうとしたが、シングの第1中隊は皆殺しの危機に瀕し、ブレイン大尉の中隊も惨状を目にしておどおどするばかり。見かねたクレイボンは連隊長の生死も聞かずブレイン大尉を殴り飛ばし第2中隊を率い教授に向った。彼の豪遊は味方を救ったばかりかマラカイ要塞占領にも成功、全軍を勝利にみちびいた。しかし大尉は上官に対する命令違反で軍事裁判にかけられることになった。連隊長もロウ大佐は長年の部下であり、また愛娘ヴィヴィアン(アーリン・ダール)の恋人でもあるクレイボンのため法廷で有利な証言をしたが、ブレイン大尉は嘘偽の証言をなした。そのため判決は1年間謹慎という軽さだったが有罪と決まった。罪人の汚名を着せられたクレイボンは慰めてくれるヴィヴィアンの愛をも振切り、狩猟家となって旅に出た。旅を続けるクレイボンは間もなく新しい暴動が起りそうだとの噂を耳にした。偶然会った土賊の首領リシー・ナースの従弟ジートはクレイボンが同じく英国に恨みを抱く者と考え、彼に暴動軍の指揮官になるよう勧めた。期するところあるクレイボンは申し出を受け入れた。が、その心中を見破ったジートは逆にクレイボンを葬ろうと計画した。果してクレイボンは深夜、賊に襲われた。負傷の彼は幸いラター(ウルスラ・シース)という原住民娘に助けられ2人は恋に陥った。が遂に暴動が起った。クレイボンは急ぎモロウ大佐の司令部へ駈けつけてみたが既に暴動軍に襲われた後。今しもモロウ大佐とブレイン大尉、そして大尉が求婚中のヴィヴィアンが脱出して逃れようとするところだった。クレイボンは彼らと再会したがジートの追手に一網打尽。一同は銃殺に処せられることになった。しかしクレイボンはわずかの隙をとらえ、忽ち乱戦となり、遂にジートを倒した。ブレインは法廷で偽りの証言をなしたとヴィヴィアンに告白、乱戦で負った深傷に息絶えた。モロウ大佐はクレイボンに復職を勧め反乱鎮圧に協力を求めた。

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