スイスコネクション

劇場公開日:

解説

スイスの銀行の匿名預金者を脅迫する事件に立ち向かう男を描いたアクション映画。製作総指揮はラッツ・ハングストとレイモンド・R・ホーマー、製作はドクター・ヘルムート・ジェデルとレッド・シルバースタイン、監督はジャック・アーノルド、脚本はマイケル・スタンリー、撮影はW・P・ハンネンスタイン、美術はワーナー・アークマン、編集はモーレイ・ジョーダンがそれぞれ担当。出演はデイヴィッド・ジャンセン、センタ・バーガー、ジョン・アイアランド、ジョン・サクソン、レイ・ミランド、エルケ・ソマー、アントン・ディフリング、アーサー・ブラウス、カート・ローエンス、デイヴィッド・ヘスなど。

1976年製作/アメリカ
原題または英題:The Swiss Conspiracy
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1976年10月16日

ストーリー

スイスのチューリッヒにあるハーテル銀行に匿名の預金口座を持っている5人の顧客宛に、100万ドル払わなければ、利害の関係者に密告する、という脅迫状が舞い込んだ。銀行の経営者ヨハン・ハーテル(レン・ミランド)は、ジュネーブに本部を持つ保安コンサルタントのデイヴィッド・クリストファー(デイヴィッド・ジャンセン)に調査を依頼した。脅迫されたのは、妻あるイギリス貴族と深い仲にあるドニーズ・アポット(センタ・バーガー)、犯罪シンジケートの渉外担当ロバート・ヘイズ(ジョン・サクソン)、実業家で脱税をしているドワイト・マッゴーワン(ジル・アイアライド)などである。ついにヘイズが何者かに襲われ、殺された。そして銀行自身も脅迫され、ハーテルは要求通りの1500万フラン相当のダイヤを差し出す決定をした。ところで匿名預金者の名前を知っているのは、ハーテルと、副社長のフランツ・ベニンガー(アントン・ディフリング)だけである。しかもベニンガーは、深い関係のあるリタ・ジャンセン(エルケ・ソマー)のために、死んだ彼女の父親の口座を、不法な手段で彼女のものにしたことがあったために、彼が容疑者と目された。一方、捜査を進めるデイヴィッドは度々、命を狙われるが、ドニーズと恋仲になっていった。やがて、デイヴィッドは生き残った3人の匿名預金者たちと、1500万フランのダイヤを持って、スキー・リゾート、インターラーケンへ向かった。急斜面を走るケーブル鉄道の中で、この事件の首謀者が判明した。それはドニーズだった……。

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