十三番目の次の男

解説

「俺は男だ」「成金風」等同様にパ社ロバート・ワーウィック氏主演映画でアンスティ・ガスリー氏の有名な舞台喜劇 The Man from Blanskey's をウォルター・ウッズ氏が脚色し、「ダグラス大王」等監督後当時パ社へ入社したばかりのジョセフ・ヘナベリー氏が監督した。相手役はビービー・ダニエルス嬢で「何故妻を代へる」で好評を得た常時の事。その他お馴染み連中が多数出演している。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:The Fourteenth Man

ストーリー

物語はスコットランドから始まる。陸軍大尉のゴードンは弱者を助け強者を挫く事が彼の性癖で、兎角上官に反抗しがちで遂に米国へ逃げ出すはめとなった。彼はこの地で嫌な結婚を後見人達から強いられている乙女マージョリーと知り合いになる。この乙女の婚約の宴席で丁度寄り合う人の数が13人なので、司会のティドマーシ家では縁起が悪いとて、一人の男を臨時に貴族に仕立てて列席させる事にした。丁度このところへ飛び込んで来たゴードン大尉が、臨時の雇い貴族と誤られ、種々と喜劇的な困惑が面白く彼の身の上に持ち上がる。

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