ジャングル・ブック（1967）のレビュー・感想・評価

「狼少年ケン」とか「少年ケニア」とか「ターザン」が流行ってましたからね。でも、前々から、なんで「トラ」なんだろうか？って思っていた。つまり、アフリカじゃなかったんだ。

実写版のジャングルブックの時に
リトル・グリー・モンスターの「君のようになりたい」に心を掴まれる。
彼女達は今どうしているのかなぁ？

めちゃくちゃ、歌上手いと思うが。
リトルグリーモンスターだけで評価しす。

子供時代はそれほど刺さらなかったんですが
大人になって見返すとバルーに励まされるし
バギーラに背筋をしゃんとしろと注意受ける
ような映画で、何より手描きの映像がすごく
心温まることに気づきました。いいですねー
その他のキャラも面白い、虎、蛇、猿、象。

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モーグリの最後の選択には、当時の時代観が
にじんでいて興味深かったです。
「男の子は女の子を見たら追いかけるもの」
という描き方に、60年代の空気を感じました。

ストーリーもすごく良くて映像も楽しくて最高だったのにラストでめちゃくちゃがっかりしてしまいました。
あんなにジャングルにいたい！って強く愛を示してたのにラストあっさり自分の命をかけても守ってくれたバルーを置いて人間のいる世界に行くのあんまりでしょ…。しかも友情捨てて女って…。何のために一緒になって観てたのか分からなくなった。
バルーとモーグリの2人の友情が大好きだったので最後裏切られた気持ちになってしまいました…。
オチ以外楽しかったし最高だったので残念です。