ジャングルの王(1935)

解説

「バンジャ」に次ぐフランク・バックの猛獣生け捕り映画で、バックの1934年から35年にかけての馬来地方に於ける生活を記録した、バックとフェリン・フレイザー共作の「牙と爪」に基づいて撮影編集された物である。撮影は「バンジャ」のニコラス・キャヴァリエールがハリー・E・スクァイアと共に任じ、バック自ら監督指揮した。編集はステイシー及びホレイス・ウッドワードが担当した。本邦上映の分は伴奏音楽及び音響効果の原版に日本語の解説を録音した、オリジナル版の価値を損せざる物である。

1935年製作/77分/アメリカ
原題:Fang and Claw

ストーリー

3たびマレイの業林に野獣生け捕りに遠征したフランク・バックは、先ず又もや300封度の巨大なる錦蛇を生け捕りにする。次に極楽鳥を捕らえ、重量500封度の仔犀、身長16尺の人食い尖頭鰐を捕らえる。次ぎにサカイ地方に棲息する猛虎を生け捕る。この虎は400封度もある巨大なる猛獣である。次はアジア産のかもしかニルガイを、習性を利用して一挙に10数頭を捕獲する。この遠征でバック氏は2度武器を用いて猛獣を殺す。1度目は部下を襲った錦蛇で、2度目は原住民の家を襲った猛虎である。最後にこれらの猛獣を根拠地へ運んで貨物船に積み込む。

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