深夜の人

1919年製作/アメリカ
原題または英題:The Midnight Man

ストーリー

ワシントンで人に知られた体育の選手ポッブ・ギルモァーは父が手形の偽造をして捕縛されようとしたのを助けた。その後彼は親無し児であったことを知り、浅ましい罪を犯すジョンが真の父でないのを喜ぶ。「母」のマーサはボッブの産衣の中に縫込んであった指輪を示してこれが彼の両親を知る唯一の手がかりであると物語る。指輪にはMORの3字が彫ってある。これが父親になるニューヨークのある富豪の歐文字であると知ったボッブはニューヨークへ出て来た。ニューヨークに宝石商ヘンリー・モルガンが娘ネルと表面は真面目に暮らしていたが、実は恐るべき兇賊「白輪団」の首魁であった。ボッブは新聞へ間違って自分が汽車の椿事で死んだという記事が出たのを幸い、表面死んだことにして我身の素性を知ろうと苦心する。夜な夜なニューヨークの富豪の家へ怪しの男が忍び込み、金庫を破っては金を盗まずに『俺は何者だろう。深夜の人』と書いたカードを残して行く。襲われた富豪の姓名は何でもMで始まっていた。一夜深夜の人はヘンリー・モリガンの家へ押入ったが、かつてボッブの救ったことがある令嬢ネルが不意に現われて拳銃を突き付けた。ボッブの指輪に目を付けているそして彼の素性を知るらしい怪インド人ラマーと警官とがボッブの身に迫るが深夜の人は巧みに逃れた。ボッブはジェームズ・スティーヴンスと変名してモルガンに近づいた。モルガンは彼を「白輪団」に引き入れようとする。ボッブの身はどうなって行くだろう。

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