「問題提起に終始してしまった」真実の瞬間(とき) KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
問題提起に終始してしまった
ストーリー展開が遅すぎると思った。まず主人公に問題が起こったらそれをどう対応するかというエピソードはだんだん団塊が進んで進化していかなければならない。この映画のストーリーにはそれが足りない感じがした。ストーリーの序盤で行うようなことをクライマックスで行ってるという感じがした。
最初から最後までずっと同じことで悩んでいて似たようなエピソードが続いていき人間ドラマが展開していかないようなわだかまりを感じた。
それでもこの映画を飽きずになんとか見れたのは女優さんのおかげである。ロバートデニーロの奥さん役の女優がとても私のタイプなのでつい見とれてしまった。彼女はアネット・ベニング。 この女優はバグジー以外に主役級の出演をしていないので残念に思っていた。 今回とても良い役柄で私はたっぷり彼女を見れて良かった。この女優がこんだけ綺麗でゴージャスだからこそ旦那が相当ステータスの高い監督だろうと言うイメージの下支えになっていたと思う。
そんなで一応最後まで見たので問題提起の内容はよく伝わってきた。
アメリカという国は一部の超金持ちたちがその特権を失わないようにコントロールされてる国だとよくわかった。
だが、この 映画のようにテーマに対して直球で行くのは芸がない。くそ真面目すぎる映画になってしまって私のようなやんちゃな人間が見たら面白くもなんともない。こういうテーマを扱う時はもう少しひねって、理想の共産主義国家を描いた映画なんか作っちゃっうとかしてほしい。もしかして今でもアメリカじゃそういう映画は作らせてもらえないのかな?
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