「本作が後世まで遺され、出会うことができてよかった」エレファント・マン やぎさんの映画レビュー(感想・評価)
本作が後世まで遺され、出会うことができてよかった
言葉にならない。色んな人間がいるし、1人の人間だって、色んな顔を持っている。生まれ持った容姿を面白がることなど許されない、その人の人となりを、本質を知ろうとすること、困っている人には寄り添うことが人間としてあるべき姿なのだと、強く思うのだけれど、実際劇中で彼のマスクの中の顔が初めて映った際には目を背けてしまったし、街中で見かけるとパニックを起こす自信もある。自分は本当に、トリーヴス医師やその妻、婦長、ケンドール氏らと同じ側でいられるだろうか。
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