「夢に出て来たら手遅れ」エルム街の悪夢(1984) しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
夢に出て来たら手遅れ
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"エルム街の悪夢" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
焼け爛れた顔面、黒いハット帽、赤と緑のボーダーのセーター、右手に着けた鉄の爪…もうお分かりでしょう。そう、彼の名はウルヴァリン…違った、フレディ・クルーガー!
戯れはさておき、フレディが夢に出て来たらもう手遅れ。後は殺されるのを待つのみだなんて、なんと云う理不尽か。
そんな脅威に立ち向かう我らが主人公ナンシー。友人たちを次々に殺害され、恋人(若き日のジョニー・デップ!)を血のプールにされたことでいよいよ対決の覚悟を決めました。
フレディを悪夢から引き摺り出し、「ホーム・アローン」ばりの罠を仕掛けて勇敢に立ち向かう姿がとにかくすごい。ドアを開けた瞬間のハンマーは強烈でした。痛そう。
夢と現実の境目が曖昧になる演出が素晴らしい。「今の場面は夢か、それとも現実か?」。結構幻惑されました。
フレディの倒され方が呆気無くて、一瞬何が起こったのか理解出来ませんでしたがその後のラスト・シーンがヤバかった。
ドアに引き摺り込まれたママは明らかに人形だ!(笑)。
※修正(2023/12/27)
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