高原の夕焼

劇場公開日:

解説

「ワイオミングの緑草」のスタッフ、監督ルイ・キング、製作ロバート・バスラー、撮影チャールズ・G・クラークの三人がその儘製作している1947年度作品の天然色映画。アルフレッド・オリヴァンの原作を「出獄」のジェローム・キャディが脚色し、例に依ってアルフレッド・ニューマンが音楽監督に当たった。出演者は「勝利の園」のロン・マッカリスター、「ブルックリン横町」のペギー・アン・ガーナー、「故郷の丘」のエドマンド・グウェンとレジナルド・オーウェンら。

1947年製作/103分/アメリカ
原題:Bob, Son of Battle
配給:セントラル
劇場公開日:1951年3月16日

ストーリー

スコットランドの牧羊を業とする村に偏屈な老人マカダム(エドマンド・グウェン)が一人息子デイヴィッド(ロン・マッカリスター)と羊犬競技会に二度優勝した愛犬レッド・ウルを相手に暮していた。デイヴィッドは牧場主のムーア一家から愛され就中ムーアの娘マギィ(ペギー・アン・ガーナー)は彼を慕っていた。ある日ムーア夫人がお産が因で亡くなり、その葬式から帰って来たデイヴィッドに、マカダムは息子の心が離れて行くのを悲しみ興奮して酷く叱った。デイヴィッドは家出してムーアの牧場の使用人となり、母亡き後大人びたマギィに恋をした。羊犬競技会にはレッド・ウルが三度目の優勝をしマカダムの自慢に村人は口惜しがった。そして一年後、今度の競技会にはレッド・ウルとデイヴィッドの御するムーアの犬ボブが競い合いボブが勝った。その夜レッド・ウルは村の羊を殺し、その為マカダムは愛犬を自分の手で殺さねばならない。すっかり沈んだマカダムにデイヴィッドは自分の競技失格を申し出て花を持たせた。それにマギィとデイヴィッドは結婚する。

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