恋の手招き

解説

ビリー・ローズ嬢の第4回ロバートソンコール映画で、4部を背景とした人情喜劇。「鬼火ロウドン」でジョーに扮したハート・ホクシー氏が牧童のニックに扮して居る。

1919年製作/アメリカ
原題:The Love Call

ストーリー

昔は船乗りの生活をしていたアレンは今は飲酒に身を持ち崩し、娘キッドの世話を受けて居る。夜な夜な娘は父を連れ帰りに村の酒場へ行かねば成らなかった。一夜アレンは酒場で娘が乱暴者オーキーフに無礼を加えられたのを怒り彼を打倒して帰宅したがオーキーフの為狙撃されて落命した。娘は直に父の仇を打ったが、寄辺とて無き身の心細く、父の遺言により大学へ入学して教育を受け様と村を後に出発した。途中落馬して傷ついた時羊飼いのジョー・エモリーに救われる。2人は互いに恋心は感じ乍らも娘は分かれて都へ上る。途中ニック・ホートンと云う牧童に逢い、彼に護られて大学へ到着する。然し校長は彼女の入学を許さないので、ニックは痛快に校長を殴りつけ、娘の入学を承知させたが、この時却って娘は7年間の教育よりも愛するジョーの傍が良いと、迎えの手紙が来たのを幸い、平和な田舎へ帰って行った。

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