恋の鉄条網

解説

W・K・クリフォード夫人作の小説をダリル・フランシス・ザナック氏が脚色しウォーナー社の新監督・ロイ・デル・ルース氏が監督した第一回作品である。主役は「恋の人形」「恋に狂える女」等出演のアイリーン・リッチ嬢で、「永遠の都」等出演のバート・ライテル氏が対手役を演じ「恋の浅瀬」等出演のウィラード・ルイス氏が助演する外、クララ・ボウ嬢アーサー・ホイト氏等が出演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:Eve's Lover

ストーリー

スターフィールド製鋼会社は商売仇のハーンスデール製鋼会社の繁盛に引きかえ経営難に陥ったのでスターフィールドは一策を案じ、バーンスデール会社社長イーヴが独身なので友人、モルナー伯爵と計らい、遂に伯爵はイーヴと結婚した。しかし伯爵は濃やかなイーヴの愛情にほだされ、会社をスターフィールドに売るなどという謂わば愛妻の深情と信頼とを裏切る行為を敢えてする勇気はなくなったので、約束を破りスターフィールドとは絶交してしまった。立腹したスターフィールドは争議団をけしかけてバーンスデールの工場を撹乱せんと企てたが、伯爵は身命を賭して争議の中に飛び込んで職工たちを鎮無しこと無きを得た。スターフィールドは陰謀罪でその筋に召喚されるとやら。

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