恋の巡礼

解説

サミュエル・マーウィン氏の小説をロバート・G・ヴィニョーラ氏の監督で映画化したコスモポリタン映画。主役は「嵐」「美貌の力」等同様のマット・ムーア氏で、其他ジュリア・スウェイン・ゴードン嬢、クレア・ウィットネー嬢、ルビー・デ・レマー嬢等が共演している。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Passinate Pilgrim

ストーリー

小説家として名高いヘンリイ・カルヴァリーはワット家の娘セシリーを妻としたが其家庭の騒動に禍いされ冤罪を以て獄に投じられた。出獄後彼は新聞記者として新生涯に入ったが、市長訪問記を書いたのが原因で解雇された。新聞社の所有者たる若いミリアムは彼に同情し、其後も彼の世話をやいていたが、2人は恋を語る様になった。病弱なミリアムはその愛に甦ったか奇蹟的に健康を恢復した。彼女の財産を横領しようとする悪人達は此2人の仲迄も割いたのであったが、やがて正しき者に光栄ある日が来た。恋も再び甦った。

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