劇場公開日 2017年3月25日

エル・スールのレビュー・感想・評価

全41件中、21~40件目を表示

4.0エリセ自身の追想の如き傑作

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

「ミツバチのささやき」から10年を経て1983年に発表されたビクトル・エリセ監督の長編第2作。

前作と違いスペイン🇪🇸の本格的な民主化が始まった時期に撮られただけに表現がストレートでわかりやすい。結果、内戦以降の歴史を俯瞰することとなった。

時は1957年、15歳の少女エストレリャの父アグスティンが失踪した。エストレリャは幼い頃からの父の記憶をたどった。

内戦で敗者となり投獄された左派の父は右派の祖父のもとを離れ南から北へ移住していた。

内戦後の状況がすっきりしたものの父の心情が語られることはない。南で愛した女性への思いもわかるが、それだけでは足りない。自分には到底理解できない父の焦燥を思った。

南を知らずに育ったエストレリャがひとり南へ向かう構図が凄いなぁ。激しくはげしく感動した。これが映画だ。

エル・スール、南へ、、、

そう、エストレリャはエリセだった。

ちなみに「父 パードレ・パドローネ」「アレクサンダー大王」のオメロ・アントヌッティと再会した。予期せぬ再会だったけど嬉しかった。

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エロくそチキン2

4.0ソレジャナイ

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

初見。
父と娘の美しい物語…と思いきや、途中からなんだか安っぽいメロドラマみたいな展開に…
俳優が子役も含めてみんな良くて、撮影がめちゃくちゃに美しいが、それに誤魔化されちゃってないか?
「ソレジャナイ…」と思ってしまった…

しかしスペインの人達にはずっと内戦の影が付いて回るんだな…

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ぱんちょ

4.02024年2月13日はビクトル・エリセ祭り。個人的に。

2024年2月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

監督ビクトル・エリセが33才で撮った前作『ミツバチのささやき』(1973年 99分)から10年後の42才くらいで撮った95分の思い出回想映画。主人公は女の子と、もう一人そのお父さんと感じる、前作と同じくらい好きな作品。

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ナイン・わんわん

4.0南が出てこない南の話

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

『ミツバチのささやき』がラストで希望の光が射す印象だったのに比べると、切なく、やりきれない気持ちになる映画でした。

愛する子どもには「親の顔」を見せなくてはいけないけれど、ひとりの人間としての葛藤や苦悩もあり、それを子どもに悟られないように暮らすのもまた愛情です。

しかし、子どもは成長して少しずつ親離れしていくので、幼い頃に求めた100%の父親でなくても良くなります。

15歳のエストレーリャは父親が思うより大人であり、8〜9歳からずっと気にかけていた真実を、大人同士として話してほしかったのではないでしょうか。

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ほりもぐ

5.0スペイン内戦後を描いた作品

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

エル・スール (字幕版) EL SUR
神戸市内にある映画館「シネ・リーブル神戸」にて鑑賞 2024年2月4日(日)

この作品はクラシック音楽が使用されてます。その解説をします。

エンリケ・グラナドス(1867年-1916年)はスペイン生まれの作曲家
使用されたのは以下

12のスペイン舞曲集Op.37 No.5 アンダルーサ
12のスペイン舞曲集Op.37 No.2 オリエンタル

アンダルーサは良く知られています。きっと一度は聴いたことがあるのではと。
ピアノソロで演奏され クラッシックギターで演奏されている。リズミカルでフラメンコダンスのように情熱的です。カッコイイ。
オリエンタル 物悲しい切ない感じの曲
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本編
エストレリャ(イシアル・ボリャン)が、父アグスティン(オメロ・アントヌッティ)がもう帰ってこないと予感したのは15歳の時。
1957年の秋の朝、枕の下に小さなまるい黒い箱を見つけた。は父が愛用していた霊力のふりこがのこされていた。
エストレリャが7歳か8歳の頃(ソンソレス・アラングーレン)、一家は“かもめの家”と呼ばれる郊外の一軒家に住むことになった。
父は、家の前の道を“国境”と呼び、バイクに乗せてくれる。そして、水脈を発見する奇跡を行なって村人に尊敬される父。
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母フリア(ロラ・カルドナ)は、かつて教師だったが、スペイン内戦後に教職を追われ、家にいて読み書きを教えてくれる。
冬の雪の日、南では雪は降らないと母に教えられ、エストレリャは南に想いをはせる。父は南の出身だが、祖父と大喧嘩をして北へ出た。
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5月になって南の人が訪れてきた。アグスティンの母ドナ・ロサリオ(ジェルメーヌ・モンテロ)と乳母ミラグロス(ラファエラ・アパリシオ)。
エストレリャの初聖体拝受式の日の朝乗って、エストレリャは父と共に、パソ・ドブレを踊った。南に帰ってゆく祖母とミラグロス。
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エストレリャは父がイレーネ・リオス(オーロール・クレマン)という女優を想っていたことを知る。
父は映画館でイレーネ主役の「日かげの花」に見入る。
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内戦の頃に別れたかつての恋人で、本名をラウラという。彼女を未だに思っているのか。
アグスティンはラウラに手紙を書く、しかし返事は辛辣なもの。
「8年前に別れて以来、未来に生きる決意をし、女優をやめて一年になるのに、なぜ今さら手紙を」「今でも夜の来るのが恐い」
アグスティンが最初の家出をしたのはそんな事があった直後だった。
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クランド・ホテルで食事に誘ってくれた時、それが最後になるとは思っていなかった。隣りのサロンでは、新婚を祝って、あの“エン・エル・ムンド”のメロディーが流れていた。
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ビクトル・エリセ監督 1940年スペイン生まれ

映画館から上映前に女の子の写真が入ったハガキ大のカードをいただきました。ここでは「エストレリャ」

ムーチャスグラシアス! 大岸弦

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大岸弦

3.0父の別の一面に気づき少女は成長するとの苦い記憶 父に対する後悔

2024年2月4日
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鑑賞方法:映画館

スペイン北部で暮らす少女エストレーリャは、幼いころ父を慕っていた。
ある日、父が隠れて書き留めた文章から「南部」の秘密に興味を持つ。
謎めいたところがあった父には、恋人がいることに気が付くが…。​

幼い頃は父親はいつも一緒だったが、ある日、父親の別の一面も知るようになり、やがて成長とともに、離れていく。

親子でダンスを踊ったときなど、二度と訪れることが無い大切な時間。
父が話そうとして引き留めたとき、振り切ってしまったことへの後悔。

娘の繊細な感情と静かな風景。

物語は、南部に旅立つところで終わってしまう。
本当はここまでが前半部分で、プロデューサーの意向で後半部分が上映されないことが残念で仕方ない。

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ITOYA

3.5父はなぜ

2023年12月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

3.0父と娘の愛

2023年12月9日
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結婚式になぞらえながら

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JYARI

4.0美しく物静かな作風に浸れたが、「ミツバチのささやき」の完成度には…

2023年11月8日
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「ミツバチのささやき」のレビューに対する
ある方のコメントに後押しされて、
今は無きシネ・ヴィヴァン六本木での
ロードショー以来、再鑑賞した。

10年に一作との寡作のエリセ監督だが、
日本では「ミツバチ…」と
「エル・スール」は同じ年に公開された。
この年、キネマ旬報の選定では
「アマデウス」が第1位、
「パリ・テキサス」が第6位、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と
「ターミネーター」がベストテン外の中、
「ミツバチ…」が第4位、
「エル・スール」が第14位との選定だった。

夫の他の女性への想いに対する妻の心持ちは
如何ほどであったろうか。
スペイン内戦と夫婦関係を重層的に描いた
「ミツバチ…」に比べ、この作品では
その隠喩性は影を潜め物足りなさを感じた。

また、これまで
「スリー・ビルボード」等の
描かれない結末を観客に解釈を託す
幾つかの作品を観てきたが、
この映画では娘が父の電話の領収書を
カバンにしまう場面が描かれた。
彼女は、父を知るために父の愛した女性にも
会いに行くのだろうとの前提なのだろう。
解説によると娘が南を旅するシーンの
撮影予定はあったものの
最終的にエリセ監督は描かないことを
決断したとあったが、
さすがにそれを描かないで終わらせては
この作品のテーマ性を中途半端に
してしまったのではないだろうか。

「ミツバチ…」のあまりにも見事な
完成度に比べ、この作品は
国内の分断と個人間の分断とを
今一つ重層的に絡み合わせることが出来ず、
内容的には少し平板な出来に
終わってしまったように感じた。
しかし、
窓からの光の推移の映像が印象的だったり
美しく物静かな作風に浸れる
作品ではあった。

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KENZO一級建築士事務所

3.5父と娘の物語

2023年10月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

映像は綺麗だか、
セリフや説明も少ないし
難しい。

スペインの内戦は直接は
出て来ないが、その影響で
引き裂かれた過去への
想いを断ち切れぬ父、
娘や家族を裏切って
苦しむ姿。

ラストは、娘が
エルスール(南へ)

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ほんのり

3.5少女の目線と、大人達の秘めたる心

2022年9月8日
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鑑賞方法:映画館

目黒シネマ 幼いまなざし特集2
『ミツバチのささやき』との二本立て

前情報なしで観たので、ミツバチのささやきと同じ、ビクトル・エリセ監督と後から知りました。10年に一度しか撮らない監督という事も。

振り子にL字ダウジング!
父親がホントに仕事で使ってたなんてワクワクします。
水脈を発見するのに、コインでのお手伝いも羨ましい。
父と娘の信頼関係が伺えます。
ちなみに、ドラえもんで、のび太くんがダウジングやってたのを思い出しました。

父と娘、父と母、母と娘の関係
内戦による父と祖父の関係。
父と思い女との関係。
ミツバチのささやきの時もそうですが、子供の目線、秘めたる大人たちの心。そんな機微が描写されてるのは、エルゼ監督自身の何かが投影されてるのでしょうか。

印象的なシーンもいろいろあるのに、自分自身がヘロヘロで、寝ても仕方ないくらいで見ていたので、なかなかしんどかったです。

あとは困ったことに、ずっと主演の女の子の口が半開きなのが気になってしまい…
不正咬合なのか、おそらく口呼吸。
駆け足の時の不安定な姿勢…
そういうことで集中できない職業病(泣)

ミツバチのささやきは大好きな作品ですし、レビューを拝見して、出直します。

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osinco

5.0内戦がもたらす影

2022年4月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

30ウン年ぶりに見た。絵画のような画面の美しさに、当時と同じように再び感嘆した。まるでレンブラント、それともスペインだから、ゴヤだろうか。光と影の扱い方が、本当にうまい。窓の外が白み始めて、ようやくわかる部屋の様子。黒々とした物陰の中から現れる父。画作りは素晴らしい。

かもめは風向きを示すはずなのに、常に南を指す。振り子は何かを導いてくれるが、明らかな答えを出してくれはしない。内戦で傷つき、過去を語らず、屋根裏に籠る父は、隠者めいている。南へ行こうとしていた父の代わりに、エストレリャは南に向かう。彼女が何を見て何を感じるか、この先は作られなかったので、知ることはできない。

ヨーロッパの子ども服って、かわいいよなぁ。グレーのワンピースで、赤と青の刺繍がされてるの、すごく好き。白い服も素敵だった。あと、星の指輪がおしゃれ。8歳頃のエストレリャが、佐久間由衣に似てると思った。

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ぷにゃぷにゃ

4.0娘の父へのまなざし

2019年11月9日
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ともちん

4.0父娘のリアル

2019年8月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

居てくれれば良かった存在の父が、
大人になるエストレリャには段々不思議な存在になり、
色んな詮索をし始め、そしてベッドの下に隠れる。
それでも父は探しに来ない。
ここで普通の娘ならぐれちゃうけど、
それでも父の悩みを思う娘の気持ちが切ない。
でもそれをあからさまに言うわけでもない。
父も娘を大事にしていない事を反省する。
そこでまさか自分の悩みの種を娘に見抜かれている。
でもタイムアウト。

父と娘、年を重ねるほど難しくなる関係性に、こちらが悶える。

それにしてもスペイン内戦はあまり知りませんが、
これだけ影響しているともっと知りたくなりました。

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クリストフ

1.5難しい

2018年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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ひぃちゃん

4.0どこか秘密めいた父親に関する追想

2017年4月13日
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鑑賞方法:映画館

とても魅力的で穏やかだが、何処か謎めいた父親についての少女の回想という形式で映画は進んでいく。牧歌的で優しく、少し不思議な美しい日常の中に、明確には出てこないのだが、スペイン内戦のゴタゴタから逃げてきた夫婦であることを匂わせて、仄かに不穏な気配が漂う。少女は少しづつ、父親が本当はここではないどこかに心を向けてしまっていることに気付き始め、何気ないが決定的な場面の後、冒頭の少女の涙の意味がわかるようになっている。ミツバチのささやきもそうだが、穏やかさと不穏さが素晴らしいバランスで両立していてとても印象的な映画だった。あと父親役のオメロ・アントヌッティがすごくチャーミングだった。

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P.P

5.0少女は成長して“女”になりつつある

2015年4月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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松井の天井直撃ホームラン

4.5美しすぎる映画

2014年4月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

『ミツバチのささやき』は、私にとって「完璧」と呼べる映画でした。そしてこの『エル・スール』もまた「完璧」に近いものだったです。あまり映画で美しさを追求したものは好きではないのですが、ビクトル・エリセは別です。美しく、かつ情動が画面に漲っています。なぜ美しく撮るのか、その美しさの根拠がしっかりと備わっていると感じるんです。
素晴らしい映画でした。

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チャーリー

3.5南の映像も観たかった

2013年12月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

鬱々とした北国のイメージと共に物静かな家族の物語が淡々と進んで行く。
少女エストレヤの純粋無垢さが救い。
不意に終わってしまって何だよっていいながら観続けたかった。
撮影が中断したんだね。
南のエピソードが観たかったな。

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ともきち