けっさくなエディ

劇場公開日:

解説

アメリカ中流家庭の父子の感情を漂わせたホーム・ドラマ。原作は家庭雑誌に連載されたマーク・トビーの家庭小説で、「黙示録の四騎士(1961)」のジョン・ゲイが脚色、「恋の手ほどき(1958)」でアカデミー賞を得たヴィンセント・ミネリが監督した。「明日になれば他人」のミルトン・クラスナーが撮影を、「錨を上げて」(アカデミー音楽賞)のジョージ・ストールが音楽を、それぞれ担当した。出演は、「プレイガール陥落す」のグレン・フォード、「エルマー・ガントリー 魅せられた男」でアカデミー助演賞を得たシャーリー・ジョーンズ、「ガール!ガール!ガール!」のステラ・スティーヴンス、「バターフィールド8」のダイナ・メリルのほか、ロバータ・シャーウッド、ジェリー・ヴァン・ダイクら。また子役にはTVからのロン・ハワード。製作は「ボーイハント(1961)」のジョー・パスターナク。

1963年製作/アメリカ
原題:The Courtship of Eddie's Father
配給:MGM
劇場公開日:1963年12月14日

ストーリー

トム(グレン・フォード)は、最近妻を亡くした。息子エディ(ロニー・ハワード)のために母親代わりもしなければならない。幼いエディはやはり母親が欲しいらしく、家政婦も彼のために雇った。だが、少年には母親としての意中の人、アパートの前の部屋の未亡人、エリザベス(シャーリー・ジョーンズ)があったが、彼女もトムには淡い思いを寄せていた。ある日、娯楽センターで父子はドリー(ステラ・スティヴンス)と知り合う。トムは彼女を友人のノーマン(ジェリー・ヴァン・ダイク)に紹介するが、そのときそばにいたリタ(ダイナ・メリル)とトムは意気投合してしまった。トムに接近しようとしていたリタにとっては思うつぼだったが、エディは彼女を好きになれず、正式にエディを紹介したときも、はっきりとその意思表示をした。クリスマスを過ごし、相変らず、トムとエリザベスは小ぜり合いをしている。エディの方はエリザベスが、彼の病気のとき親切にしてくれてから、また彼女のファンになっていた。そんなエディが夏のキャンプから逃げ出し、その行方が分かったとき、彼が病院に勤める看護婦のエリザベスに会いたかったからという理由を聞いて、また、トムとエリザベスは衝突した。このことで、トムはデイトは減らそうとリタに持ちかけたが、このときリタは二人の仲の終局を悟った。数週間後、親子は男同士の話し合いをしたが父の心がエリザベスに開きかけているのを見たエディは、一策を案じて、二人を和解させた。かくて、父親の本当の求婚がはじまった。

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