北国の呼声

解説

スチュワート・エドワード・ホワイト著の小説「魔法使の家」Conjurer's Houseからジャック・カニンガムが脚色し、「月光の縁」などを監督したジョセフ・ヘナベリー氏が監督した北国奇譚で、主役は「仮面」などで主役のジャック・ホルト、相手として「謎の女」「盲目の愛」などに出演のマッジ・ベラミーが出演し、そのほかノア・ビアリー、フランシス・マクドナルドらの凄いところが出演する。

1921年製作／アメリカ
原題：Call of the North

ストーリー

雪深きカナダの森林地に猟師をしているネッド・トレントは、今でも自分が子供の時、その父グレアム・ステワートが毛皮問屋の悪主人ガレン・アルブレットのため雪中に悶死させられた時のことを想い出すとガレンに対する激しい憎悪と復讐の念に襲われるのであった。しかるに今やネッドもこの同じガレンに苦しめられる身となった。ガレンの娘ヴァージニアは、父を善人と信じているほど無邪気な乙女であったが、ネッドと恋仲となり、波乱の後にガレンは改心しネッドはヴァージニアを妻とする。