帰郷(1965)
劇場公開日:1965年9月25日
解説
ウォルター・ゲージのシナリオをTV出身のハーヴェイ・ハートが監督したロマンティック・ドラマ。撮影はラッセル・メティ、音楽はリチャード・マーコウィッツが担当した。出演は「泥棒を消せ」のアンーマーグレット、TV「ベン・ケーシー」のマイケル・パークス、「リサの瞳のなかに」のジャネット・マーゴリン、「ガンファイトへの招待」のブラッド・デクスター、「侵略」のジョスリン・ブランド、「ムッシュ・コニャック」のラリー・ストーチ、「スペンサーの山」のミムジー・ファーマーほか。製作はエリオット・カストナー。
1965年製作/アメリカ
原題または英題:Bus Riley's Back in Town
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1965年9月25日
ストーリー
3年間の海軍生活を終えバス(マイケル・パークス)は家へ帰った。彼は自動車の修理工だったが、サッパリした身なりの仕事につきたいと思っていた。そして幸い、電気掃除機のセールスの仕事がみつかった。バスが海軍に入るすぐ前に、ローレル(アンーマーグレット)という金髪娘と知りあっていたが、バスはすでに母親からローレルは金を目当てに年よりの男と結婚していることを知らされていた。彼女にひかれていたバスは旅行がちの彼女の夫の眼をしのんで逢う瀬を重ねるようになった。そのうちローレルとの愛欲に溺れた不純な情事のため自己嫌悪に陥った。やがて彼はセールスマンはやはり自分に不向きな仕事だったことに気づく。ローレルは彼のためにモデルの仕事を探してやったが、結局ダメで自動車の修理工にもどった。たまたま町の有力者グリスワルド氏の車の修理をして氏に車を返しに行くとそこにローレルが来ていた。彼女は知らぬ顔をする。その夜、兄の不行跡を怒った妹のポーラが兄たちの情事を家族の前でぶちまけた。彼はあえあて否定しなかった。ローレルの家に行くと彼女はグリスワルド氏をもてなしていて彼を会わせたがらない。彼はつくづく考えた。ローレルの醜い正体、自分の変わってきた生活環境……あらためて自分が大人になったとさとったのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーベイ・ハート
- 脚本
- ウォルター・ゲージ
- 製作
- エリオット・カストナー
- 撮影
- ラッセル・メッティ
- 音楽
- リチャード・マーコウィッツ