「感動作」楽聖ショパン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
感動作
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ショパンの生涯に詳しい人が観たら余りの脚色に異を唱えるかも知れませんね。
ハンガリーの劇作家エルンスト・マリシュカがショパンの伝記を基に脚色した1934年のフランス映画La Chanson de I'Adieu(別れの曲)のリメイク作品です。
ショパンに音楽理論や作曲を教えたのはエルスナー教授ですが一緒にパリには行っていません、映画ではちょっとコミカルに脚色、まさに楽聖ショパンの恩師兼プロデューサーのような役回りでした。映画はこの妙な師弟関係をベースに早逝した天才青年ショパンの半生が描かれています。まあ、簡略化し過ぎとは思いますがショパンならさもあらんと思わせる感動作としての仕上がりは見事なものでした。
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