可愛い餓鬼娘

解説

「黄金の雨」「山小屋の一夜」のエディス・フェロウズが「歴史は夜作られる」のレオ・カリーロ、「国際探偵X9号」のスコット・コールトン(旧名スコット・コーク)を相手に主演する映画で「ある父の横顔」のフレッド・ニブロ・ジューニアが「ひとり娘」のマイケル・シモンズと協力して脚本を書卸し、パラマウント、リパブリック等に在ったオーブリー・スコットが監督に当り、「暁の総攻撃」のベンジャミン・H・クラインが撮影したもの。

1938年製作/アメリカ
原題:Little Miss Roughneck

ストーリー

ニューヨークのヴォードヴィルで人気を博していた少女歌手フォクシンは、姉メリーの恋人で撮影所に働いているアルの推薦で、ハリウッドへ行って映画界へ志すことになった。母と姉とアルの3人に連れられてハリウッドへ乗込んで来たが、容易に認めてもらう機会がないので、母とアルはフォクシンを一時どこかへ隠し、少女誘拐事件を宣伝して彼女を有名にしようとする。姉のメリーはそれに反対して2人と口論する。その話しを盗み聞いたフォクシンは、そのよる誰にも知らせず男の子の服装をして家出し、貨物列車に乗込んで本当に行方不明になる。翌朝母は彼女の姿が見当らないので、アルが単独で計画を実行したのだと信じて新聞に発表する。警察でも八方手配してフォクシンの名は一時に有名になったが、間もなく本当に行方不明になったのを知って一同は青くなる。その頃フォクシンは、山奥に住む善良なメキシコ人パスカルに助けられ、そこで呑気に暮らしている。しかし家が恋しくなったので、フォクシンはまた黙ってパスカルの家から去ってしまう。間もなくパスカルは少女誘拐の容疑で検挙された。町の人々は彼を悪魔のごとく罵り、叩き殺せと叫びつつ警察へ殺到する。フォクシンは無事に母や姉の許へたどりついたが、親切なパスカルが捕らえられていることを、直ちにその町へかけつけて彼の潔白と親切を証明して救い出すことができた。フォクシンは宣伝の波に乗って映画入りをする。そして得意の歌で一躍大スターの列に加わることが出来た。

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