彼の束縛された妻
解説
エミー・ウェーレン嬢とクレイトン・ヘール氏共演という変わった役割で、監督はフォックス社で昨年「紐育の眠れる間に」を作ったチャールズ・ブレイビン氏である。「可もなく不可もなき作品」とニュース誌は評している。
1918年製作/アメリカ
原題または英題:His Bonded Wife
ストーリー
ある銅山王の娘ドリス・モースは世間の男子が皆自分の富を目当てに言い寄ってくるのに厭になり、名を変えて安下宿へ住む。彼女はここで若い建築技師フィリップ・ヘイザードと逢う。2人は恋に落ちるが、フィリップは貧乏な男が金のある女と結婚することは大反対であったので、彼女が銅山王の娘であると知った時、彼はドリスとの婚約を破る。ところがドリスの父の頓智から、ドリスを勘当したように見せかけたので、2人は貧乏人同志として結婚する。ドリスの父が彼女の許へ送ってきた公債をフィリップは2人の幸福を破壊するであろうと恐れて盗もうとし、ドリスに狙撃される。しかしやがてドリスの誤解も解けて、傷の癒えたフィリップは大工事の設計を完成し、ドリスと理解ある生活に入る。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・ブレイビン
- 脚色
- ジューン・メイシス
- 原作
- ロイス・ゼルナー
- アーサー・ゼルナー
- 撮影
- R・J・バーグキスト
全てのスタッフ・キャストを見る