神の変えし女

解説

「ヴィクトリー」等に豊艶な容姿をみせたシーナ・オウエン嬢主演のコスモポリタン映画で、ドン・バーン氏の有名なる同名の小説家からドティー・ホバート氏が脚色し、ロバート・G・ヴィニョーラ氏が監督した映画である。相手役は「衷心の声」等のE・K・リンカーン氏である。

1921年製作/アメリカ
原題:The Woman God Changed

ストーリー

美しい踊り子アナ・ジャンセンは夫から棄てられようとした時、彼を殺してしまった。彼女は其筋の手を脱れ脱れていたが5年の後其所在を探索していた探偵トーマス・マッカーシーの為にタヒティ島で捕えられた。しかし其帰途船の爆沈の為二人は或る名もなき無人島に漂着した。二人はやむなく此処に救いを待ちつつ暮らしていたが、やがて互いの胸に偽りなき恋の芽ぐむを覚えた。トーマスの真摯な人格はアナの自棄な心を全く正道に変えていった。二人は彼女が刑期を終えた後結婚すべきを約した。数年後米国に帰り法廷に立った時彼女の立派な態度、同情すべき心境は涙ある判官の恵みに浴した。彼女に下った宣告は余生をば情けある夫の監視の下に送るべしというのであった。

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