かぼちゃ野郎

解説

「高らかに歌え」と同じくチャールズ・E・バンクス氏の原作に基づいてジェローム・ストーム氏が監督したチャールズ・レイ氏主演田園劇で、相手役はデュエーン・ロムソン嬢が勤め、ハラム・クレーレー氏が適役を演じジョージ・フォーセット氏、バート・ウッドラフ氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:Some Pun'kins

ストーリー

レム・ブラッサムはモスヴィルの村の消防組の頭を勤めている若者であった。レムは村の小町娘メリー・グリッグスに首ったけ惚れていた。ところがメリーにはトム・パーキンスという南瓜缶詰を業としている男も中々の熱心で、レムが彼女を口説こうとする度に焼き餅をやいて、火事もないのに半鐘を乱打してレムの恋路を妨げた。北部地方の農園に霜害があって南瓜が不作であるということを聞き込んだレムは、これを機会に一儲けして金持ちになり、堂々とメリーを嫁に迎え様と考えた。するとグリッグスの家が火災を起こし、レムは消防組頭として奮闘し煙りに包まれて逃げ場を失っている恋人の命を救った。そして彼自身が考案した新式ポンプで見事に消し止めた。メリーの父親はそれを徳とし、レムの南瓜売り捌きに加勢したのでレムはたちまち成り金となった。そして恋するメリーと結婚したことはいうまでもない。

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