海上御難の巻

解説

「象狩り二人行脚」「活動屋往来」と同じくジョージ・シドニー、チャーリー・マレイ共演喜劇で、ホーマー・クロイ、ヴァーノン・スミス共作、アルバート・オースティン、フレッド・ガイオル、ジャック・ジャングマイヤー共同脚色、ジョージ・スティーヴンス監督、レン・パワース撮影に成るもの。助演者は「放送室の殺人」のモーリン・オサリヴァン、「全米軍」のアンディ・デヴァイン、「怪特急列車」のフランク・アルバートソン、ジョビナ・ハウランド、モード・フルトン、その他である。

1933年製作/アメリカ
原題または英題:The Cohens and Kellys in Trouble

ストーリー

曳船の船長パトリック・ケリーは娘モリイと船員のスウェーデン人アンダーソンと共にサン・ペドロ港で、富豪のナタン・コーヘンを待っていた。ケリーとコーヘンは幼友達であった。コーヘンが似合わぬ水夫服を来ていたので、密輸監視役人グレアムは怪しんで跡をつけた。コーヘンはお土産に上等の酒を持参していたので、ケリイの曳船では大騒ぎが起こった。グレアムはモリイと恋仲になったがケリイは怒って許さない。ケリイとコーヘンはその夜酔っぱらって2人の中婆さん連にとっつかまって油を搾られる。コーヘンとケリイは快走艇競争をして海に落ち密輸船に這い上がる。父の失踪を心配したモリイはグレアムの監視船で探しに赴く。グレアムは密輸船を認め発砲して停船させてみると、コーヘンとケリイが乗っていたので、2人が無関係と知りながら、モリイを嫁に呉れねば捕縛するとケリイを脅迫してついに承諾させた。

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