愚かなる恋

解説

トーマス・ディクソン氏作の小説により「深夜の特急」と同じくジョージ・W・ヒル氏が監督製作したもので主役は「深夜の特急」「十字架の女」等主演のエレン・ハンマーシュタイン嬢で相手は「煉獄の花」等出演のロバート・フレイザー氏その他グラディス・ブロックウェル嬢、フィリス・ヘイヴァー嬢、ロイド・ウィトロック氏等腕利き連の助演が見ものである。

1924年製作/アメリカ
原題:The Foolish Virgin

ストーリー

酒類密造者オーエンは獣の様な男で妻ナンシーを虐待し伜をも苦しめた。揚げ句の果ては妻を片輪者にし伜を連れて家出した。20年後伜ジムは盗賊ではあったが親父に似ず曲がった事は嫌いで、盗賊用器具製作所で完全燃焼機を工夫完成しスペンサーに権利を譲る証書に署名したがそれが詐欺でスペンサーは利益を独り占めにしてしまった。その後彼はスペンサーの悪事の証拠を手に入れようといると救いを求むる声をきいてメリー・アダムスを助けた。二人は友人になったがジムが盗賊であると知ったメリーは悩んだ。メリーは煩悶の末ジムと別れようとする時ジムの母心狂えるナンシーがジムを刺す。メリーは恐ろしい人々を残して森をさ迷い歩きドオソン医師に救われる。ところがスペンサー一味の密造所から失火し大山火事となってドオソン医師の宅が危なくなる。ジムは痛手を負いながらメリーを火中から救い出し初めて正しい愛が二人の胸に生まれる。

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