「食事のあとは ソファに足をのせなさい」王子と踊子 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
食事のあとは ソファに足をのせなさい
元が英国の舞台劇らしく
大公(オリビエ)のハンガリー訛りらしい巻き舌の英語、女優(モンロー)のアメリカ英語(業界語?)、外交官(ワティス)の正統的な英語等々も見処(聴処)みたいだった
シェークスピア劇の第一人者に 癖のある英語を喋らせてみる、というアイディア
独語の方が 英語より強そう… なんて言っている
(背景はバルカン戦争前夜)
ジャック・カーディフが腕を振るったのか
振るいがいがあったのか
モンローのアップ等、神がかり的に美しい
プロトコルを実践しながら
助平大公の要求に悩む(本当は極東担当の)
外交官ノースブルック(リチャード・ワティス)が意外と面白かった
皆頑張っているのに ラストの惜別の場面では 二人の間にあんまりその感情は感じられない
二俳優の相性の問題か
両雄並び立たず… みたいな感じか
この辺は映画「マリリン7日間の恋」を観ても面白い
マリリンが一人で踊るダンスが可愛かったのと
ジャック・カーディフの魔法も観れたので☆☆☆☆
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