腕で来い

解説

グリフィス映画「人類の春」やギッシュ映画「鉄火のネル」そのほかユ社映画などで知られているデイヴィッド・バトラーの主演映画で、原作はサターデー・イーヴニング誌に掲載されたジョージ・ウェストンの小説である。監督は主にフレッド・J・バトラーが行ったもの。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:Girls Don't Gamble

ストーリー

ジミー・フィッシャーは田舎者の極く正直な男であったが、自動車の運転手としては少し敏速さを欠いていたので皆の者から嘲笑されるようなこともあった。併せて彼の真面目な人格に恋したマッジという可憐な乙女があった。マッジの姉はある青年と婚約の間柄であったが、その青年が悪い男であったため、彼女は危く悲運に陷るところであった。常に気の利かぬようなジミーが、この時男らしい働きを現して彼女を円満な境遇にした。そして自分もマッジと楽しい生活に入ったのである。

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