家（1976）のレビュー・感想・評価

一番怖いのは、カレン・ブラックだった。

家が「脱皮」（？）するシーンが印象的。

大昔にテレビで放送されていたのを覚えているが内容は理解できてなかった。 長い間探していたが、やっと見ることができた。 中盤まではほとんどホラーらしい展開はなかったが、じわじわとホラー感が迫ってくる。 少人数かつ閉鎖された空間ということで恐怖度が増す。 ラストもハッピーエンドで終わらないところが好き。

ラストの形相が以降のカレン・ブラックの女優人生を決めてしまったような…

昔のホラーですが、設定は今も昔も変わらない…。 豪邸が格安で売られているところに、ある一家がやって来るところから話はスタート。 ホラー映画ではよくある設定ですが、ジワジワくる恐怖にドキドキしました。 美しい家に魅了されてゆく妻の姿と、一刻も早くこの家から逃れたいと思う夫…。 2人の気持ちが離れ、対立する中で、この家の魔の手から逃れられることは出来るのか⁈ 美しく彩られた豪華な邸宅に、私の心も奪われてしまいそうでした…。

夏休み中に借りた館はとても豪華で、父母、祖母、息子の4人は喜んだ。 条件は引きこもりの老嬢の面倒を見るだけ。 しかし、少年以外は少しづつ狂暴になっていく。 父母はオリバー・リードとカレン・ブラック、老嬢がベティ・デイビス、悪霊も逃げ出しそう。