ある戦慄のレビュー・感想・評価
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おもしろかった
まず、あの車両に偶然居合わせる人々が 集まる前半の様子が良かった。 戦慄に向かって集まっているようにも見える。 「皆殺しの天使」を思い出したりした。 マーティン・シーンも良かったし、 そうじゃない方(ジョー)の、あの下の歯見せて 喋る感じが野蛮で下品で怖かった 一般市民を混乱に巻き込む感じは ジョーカーなんかも思い出したりした。 しかし特に似てるなと思うのが、リューベン・オストルンド。 「フレンチアルプスで起きたこと」なんて、 まさに異常事態が起こったときに人はどうするか ってことを描いているし、 「スクエア」でも密室で危害を加える可能性のある人物が現れた時の人々の対応なんかを描いたりしている。 人々が受ける影響だったり、突発的にしてしまう言動だったりは、 やっぱり興味深いよね この映画、オープニングも格好よければ エンディングも格好良くて、 短いバラードみたいのが流れて終わるんだよね しかも、背景が何も知らない泥酔男 皮肉もいいとこよ。
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