嵐の娘(1924)

解説

プリシラ・ディーンのユ社における最後の作品である。リート・レニック・ブラウンの原作を、エドワード・モンテインが脚色し、ジョージ・アーチェンボードが監督した。ディーンの対手はトム・サンチ、ウィリアム・デイヴィッドソン等である。

1924年製作/アメリカ
原題:The Storm Daughter

ストーリー

ケート・マスタースンという女性は女の身ながら漁船を操縦する雄々しい女船長であった。プルート・モーガンが船長をしている帆船に船が衝突して、彼女は救われたが、そのままモーガンの船に使役される身となった。モーガンは女嫌いであったので、ケートは辛い日を送らねばならなかった。運転手のレナートは船長を幽閉して自ら指揮をしようとしたが、暴風雨吹き荒れる海上に帆船が翻弄された時、レナートは手も足も出なかった。ケートはモーガンを縛めから解いて助ける。船が沈んだときにケートとモーガンの2人のみが助かった。彼女のためにモーガンの心も改まり、優しい男となって2人は幸福な生活に入る。

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