夢魔のもだえ
劇場公開日:1970年3月7日
解説
3人の男女が地下鉄の中でみた性の妄想。製作・監督・脚本はロバート・アークレス、撮影はジュリアナ・ワン、音楽はマルセル・エメが担当。出演はリンゼイ・ボーエン、リズ・スティーヴンス、シャロン・チャーチ、サム・スチュアートなど。
1969年製作/アメリカ
原題または英題:The Taming
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1970年3月7日
ストーリー
ニューヨークの夜から、ひとりはじき出されるように、地下鉄に乗ったトム(リンゼイ・ボーエン)は、自分の前の席にいるバーバラ(シャロン・チャーチ)に目をやった。そして、次第にトムは夢想の世界に入っていった。そこでは、彼は007ばりの秘密諜報員だった。そして、バーバラを救うため必死の活躍をしたが、ついに彼女は悪人たちの好色のメスのいけにえにされてしまうかに見えた。が、そこでトムは目をさました。その時、黒髪の女リタ(リズ・スティーヴンス)が乗り込んできた。そして彼女もまた想像の世界に入り込んでいった。その中で彼女は、地位のある男と関係を結び、その現場写真を秘書のマーコ(サム・スチュアート)に撮らせ、一儲けを企んだ。うまく盗み撮りをしたあと、そのフィルムを見て、2人は体を求めあった。そこで彼女は眼が醒めた。一方、バーバラは雑誌を読んでいるうちに、妄想のとりことなっていた。静かな湖にやって来た彼女は、そこで3人組の男女、トムとリタとマーコの奔放な生態に悩まされ、ひそやかな自慰にふけるのだった。そうしたある日、彼女は林の中でトムたちに襲われ、男を知らぬ肉体を汚されてしまった。やがてバーバラが目をさました時、リタとマーコが手をとりあって地下鉄を下りて行った。残ったトムとバーバラもいつしか手を握り合っていた。(日本ヘラルド配給*1時間24分)
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロバート・アークレス
- 脚本
- ロバート・アークレス
- 製作
- ロバート・アークレス
- 撮影
- ジュリアナ・ワン
- 音楽
- マルセル・エメ