悪魔の疾走

解説

「薔薇はなぜ紅い」「モヒカン族の最後(1936)」のランドルフ・スコット、「過去から来た男」「結婚十分前」のフランセス・ドレイク、「さらば海軍兵学校」「森の勇者」のトム・ブラウンが主演する映画で、セオドア・リーヴスとマデレーン・ルーヴェンとが原作し、「薔薇色遊覧船」のジョセフ・モンキュア・マーチが脚色し、「最後の駐屯兵」「少年ドン・キホーテ」のチャールズ・バートンが監督し、「蒼空一万里」のアルフレッド・ギルクスが撮影した。助演は「丘の一本松」のファジー・ナイト、「姫君海を渡る」のポーター・ホール、「化石の森」のジョセフ・ソーヤー、オスカー・アッフェル等。

1936年製作/アメリカ
原題または英題:And Sudden Deth

ストーリー

ベティーと弟のジャッキーは上流社会にありがちな、自動車の速力違反常習者だった。警察の交通課長ジェームス・ノックスは、違反者達を集めて講演を開き、交通禍の悲惨な状態を説いて彼等を戒めた。ベティーはさすがに反省するが、ジャッキーは鼻であしらっていた。ジェームスとベティーは知り合うにつれ、恋を感じるようになる。ある夜ジェームスはベティーの招待で出掛ける途中、姉弟の乗った自動車が速力を出しすぎてバスと衝突し、多数の死傷者を出したのを見た。ベティーは遂に起訴され、ジェームスの努力も甲斐なく殺人罪として投獄される。ジェームスは情況を調査して、当夜運転していたのはジャッキーだと目星をつけて彼を追求したところ、ジャッキーは逸早く車で逃走し崖下に墜落した。彼は臨終のベッドで、過失は自分の責任であった事を告白する。ベティーは放免され、ジェームスの懐へ飛び込んだ。

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