愛のメダリスト

劇場公開日:

解説

オリンピックの陸上選手から女子プロゴルファーと、スポーツ界に輝かしい記録を残したある女性の生涯を描く。製作はノーマン・フェルトンとスタンリー・ルービン、監督は「シェイマス」のバズ・クリーク、脚本はジョアンナ・リー、撮影はチャールズ・ウィーラー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが各々担当。出演はスーザン・クラーク、アレックス・カラス、スリム・ピケンズなど。

1976年製作/アメリカ
原題:Babe
配給:MGM映画=CIC
劇場公開日:1977年5月28日

ストーリー

夫ジョージ(アレックス・カラス)に連れられ、ベーブ(スーザン・クラーク)は病院に入った。1953年の事である。彼女自身は知らぬが、ガンだったのだ。病室に入った彼女は過去に思いをはせた--。高校時代、バスケットのスター選手だったベーブは、保険会社のマコムズ監督(スリム・ピケンズ)に認められ、引き抜かれた。彼女の才能はバスケットばかりじゃない。とマコムズは知り、ベーブは32年のオリンピックに出場する陸上選手の最終予選で、圧倒的な強さを示した。ロスで開催されたオリンピック大会では槍投げとハードルで金を、走り高飛びで銀メダルを獲得。全米にはベーブ旋風がまき起った。大会後、スポーツ記者にすすめられゴルフをする彼女だが、初めてとは思えない好スコアであった。ある日、父が病気に倒れ、ベーブは知名度を利用して劇場で歌ったりし、治療費をかせぐ。だが、父の全快と共に、芸能界を引退した彼女はゴルフに専念した。ロスのトーナメントで元プロレスラーのジョージと組んだ彼女は、やがて彼にひかれる。そして今や事業家として成功しだしたジョージが、ベーブに結婚を申し込んだ。それからの彼女は女子プロゴルファーとして記録を更新していく--。手術に成功した彼女は回復し、翌年の大会にも優勝するが、再び病気が再発し闘病生活が始まった。そして54年10月、彼女は死んで行った。

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