愛に生きて

解説

「若き人の眼」等エキティ映画に大分主演したクララ・キンボール・ヤング嬢が其後コンモンウェルス社で主演しメトロ社が発売した大映画である。リチャード・ウォッシュバーン・チャイルド氏の雑誌英才小説をフランク・ベレスフォード氏が脚色し、例によってハリー・ガースン氏が自ら監督している。出演俳優は実に堂々たるもので、最近「愛は奪う」に出たエリオット・デクスター氏「月下の囁き」「家治まりぬ」等ヴァーノン・スティール氏、「禁酒御免」等のマーガレット・ルーミス嬢、その他エドウィン・スティーヴンス氏マートル・ステッドマン嬢等知名の人が多い。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:The Hands of Nara

ストーリー

ロシア貴族の娘ナラは革命突発と共に故郷を脱れ、一人各所を流浪の未来国へ渡った。種々艱難辛苦を味わった彼女は、自分の体験から他の憐れな人々に同情する心が非常に深くなり、信仰の力により此等の人々を救おうした。却って其為に彼女は幾度か誤解される事もあった。或時は貧故に美術家のモデルとなり或る男の殺人未遂を庇った為に嫌疑をうけ、或る時はまた医者さえ見放した病人の看護して詐欺と間違えられた。しかし結局彼女の熱誠の籠もった愛の宗教は認められて行った。そしてかつて彼女を疑った医師クレイヴロウは彼女の立派な心に惹きつけられ相思の仲となり未来を誓ったのである。

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