映画 謎解きはディナーのあとでのレビュー・感想・評価
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ディナーっぽさは特に感じないけどね。
映画評価:55点
中々面白かった。
ドラマシリーズを観たことがない自分でま、最初の5分自己紹介で大体理解出来たし。
逆に5分で理解出来るシンプルな設定が好評価でした。
謎解き自体は後付け的なもので、事前にトリックの解明はヒントが雑で出来ないと思う。犯人自体は割かし簡単に解るんだけどね。
映画しか観てない自分としては、最後のソースの正体は櫻井君であってほしかったな。
以前助けてもらった御礼に、実は身近で誠意を尽くしていたなんて格好良いし、ネズミ小僧…いや、大怪盗ソースだったのであれば謎解きが得意な理由も納得出来るし執事の過去も見えてくるなんて最高じゃないですか!
ただ残念ですが、この作品のラストはそうなりません。
でもシンプルに見えるし、2時間でしっかり終わるので、この点数にしました。
次、ドラマシリーズが再放送されるなら見てみたいですね。
【2015.5.16鑑賞】
ドラマとの違いはなに?
ドラマシリーズが映画化したものは
コメディーだと思う。脚本と編集は納得!
映画化とあってどんなシナリオかと思ってましたが、すごくわかりやすく、見やすい映画でした。きっと、幅広い年齢層を意識していたのか、子供でも分かってしまうような謎解き。少々・・・チープ感プンプンでしたが、これくらいわかりやすいほうが見ていてしっくりくるでしょう。そんな意味で、脚本が面白かった。そして、編集力も一目おきたい。
カット数も多めに撮っての編集加減が絶妙で、これまた見やすい。頭使わなくてもさらーっと最後まで観れちゃうところが、納得です。
豪華キャストで華やか。特に竹中直人×大倉孝二さんのおバカなコンビには爆笑。
完全に遊びモードなのか・・・個人的にはそこだけでも贅沢気分だった。
これはコメディーと捉えると満足度が高い。ラブも期待していたが、なくって残念。
あくまでも・・・謎解きに徹底している。大人向けよりは若年層向けかと思う。
ドラマの世界観
かわいい映画
キャストがもったいない・・・。
原作の、テンポの良い会話の感じも好きですし、ストーリー展開も良く練られているので、テレビシリーズも毎回ワクワクしてみておりました。桜井さんのクールな雰囲気とか、北川さんの破天荒なお嬢様な雰囲気、そして、桔平さんが楽しそうに演じている風祭警部。
キャラも凄く立っていると思います。
映画の日とかに見に行くようでしたら、楽しんで見れると思います
ただ、大好きなだけにもったいないなあと思う部分が沢山ありました。
折角映画にしたのなら、大画面で楽しめるエンターテイメントにしていただきたかったかなという気持ちがしました。2時間ドラマでよかったかな、というのが感想を持ってしまったのはとても残念でした。
その理由ですが、(個人的な感想にはなりますが)、
まず、映像が今一つだったかなあと思います。カメラワークもですが、
豪華客船での殺人事件ネタがいくつも映画化されているせいもあり
相当豪華でないと、殆ど新鮮味がないイメージがありました。
ありえないくらい豪華な客船にしていただいて、夢を見せて頂きたかったかな、と思いました。
それから、キャストが豪華な割に、それは必要不可欠だったかな、と思う部分が少なくありませんでした。このドラマの面白さの一つは登場人物のキャラクターが立っているところにありますので、もしかしたら俳優の顔はわからなくてもいい配役にまで、豪華な俳優を配置する必要があったかなと思いました。
竹中さんがキャラクターをしっかり演じきったような、そういう生かし方をするには、メジャーな俳優が多すぎると思いました。
桜井さんの謎解きの部分は相変わらず楽しめる部分ですし、
桔平さんには今以上に風祭さんを楽しんで演じてほしいと思えましたし、
個人的には北川さん演じるお嬢様のお嬢様っぷりが見たかった気がします。
お仕事忙しすぎて、豪華客船をエンジョイできなかったのは設定が豪華客船だけにとても残念です。
そして、映画ですので、ドレスも、靴も、インテリアも、本当にありえないくらい豪華でも良かったのではないかと思います。(夢が見れますので・・・。)
これでは、嵐の櫻井翔のファンでさえ楽しめないのでは?
この作品の原作は、2011年本屋大賞1位に輝いた、東川篤哉原作の320万部の大ベストセラーだ。
私は、残念な事にこの記録的な部数を誇る原作で有るにも関わらず、原作を未読である為に、偉そうな事は言えないのだが・・・
いえいえ、原作をもし読んでいたならば、映画観賞後は怒りが大爆発していたに違いない。
ここ数年来は特に、読者数が激減し、読者よりも、作家の人数の方が多いのではないか?とさえ言われる、出版業界に於いて、320万部もの部数を弾き出したベストセラーは絶対に面白かったに違いない。
そんな、面白い筈の原作が、こんなにつまらない映画として誕生した事は、誠にもったいない原作の使い方である。
そして、この話は、既にフジTVで2011年に放送され、翌2012年にもスペシャル迄、放送されたドラマらしい。
日頃、TVを見ない私は、このフジTVで放送されたと言うドラマさえも見ていないので、TV番組との比較さえも出来ないのだが、本作は本編になったのだから、それだけスケールがアップして、より、TVのCM入りの2時間枠では、到底描ききれない部分をより楽しめるように、創られている筈なのだ。
しかし、この作品を観ている限りに於いては、121分の長尺なので、かなり細かく物語の面白さを掘り下げて魅せる事が出来た筈なのだが、全く奥深さに欠け、面白さに欠けていた。
事件の真犯人が殺人を犯してしまう、動機をモットモット丁寧に描いて欲しかったな。
まぁ、本作は、コメディーなのだから、ストーリーが一応謎解きになっていれば、内容などの掘り下げなど、見せなくても、楽しめると言う事なのか?
この作品は、実写の映画なのだから、映像でより観客を楽しませ、魅せる必要が有る。
この景山と麗子が無人島に漂着した時に、「クビ!クビ!クビ!」とテロップで出ていましたが、こんな演出をする監督こそ、クビです!と私は言いたい。
やはり、おちゃらけ番組専門の、フジTVのお笑いドラマの枠を越えていない作品ですね。
劇場公開用として、本編で制作しなくても、TVドラマのスペシャル第2弾で充分でしたね。
TVの制作費枠よりは予算をかけているのでしょうから、それだけの面白さを提供して欲しいものです。
勿論、主人公の景山と麗子のご両人が、ミスキャストと言う事でも決してありません。
昔から、俳優でない、アイドル歌手や、タレントを本編で主役に起用する事は幾らでも有るのですから、それでもそれなりに、本編らしく、作品として成立しているのですから。
ミステリーなのだから、事件へと至るプロセスを丁寧に、深く掘り下げて描いて行くならば、それなりに物語へと自然に感情移入出来る作品に仕上がる筈なのです。
宮沢りえ、椎名桔平、生瀬勝久、鹿賀丈志、竹中直人、更にはお笑いの大御所の伊藤四朗まで出演していると言うのに、何をやっているのだろうか?出演者の誰一人として、良さが生かされない作品など有ってはならない作品だ。
橋本監督にメガホンをとらせて、執事・影山役に大泉洋と松田龍平に演じさせればもっと面白い作品になったはず
『相棒』ファンなら、この原作をテレビ朝日が製作したらもっと面白い推理ドラマを作るだろうという意見に賛同してくれるでしょう。
わざわざ右京さんにお出ましにならなくても、橋本監督にメガホンをとらせて、執事・影山役に大泉洋と松田龍平に演じさせれば、アクションの見せ場も増えるし、コミカルさも、わざと臭さが消えてもっと面白い作品に仕上がること請け合いです。えっそれでは、『謎解き』というよりも『探偵はBARにいる』になってしまうぞって、それでいいんです。やっばりね、フジテレビが逆立ちしても刑事ものでテレビ朝日に勝てないのは、両社で作る劇場版のクオリティの違いだけで充分説明できます。
ケレン味たっぷりのサスペンス作品でも、本作より『TRICK』とか『警部補 矢部謙三』のほうが面白いと思います。
本作で白けてしまうのは、主人公の新人刑事・麗子のリアルティのなさ。北川景子が演じるならもっときっちり、財閥令嬢の顔と、刑事としての顔をきっちり演じ分けられたはず。
それと事件が国立署管内で起きるならまだしも、シンガポール行きの豪華客船を舞台に容疑者3000名の中での謎解きが展開されるという管轄外での事件設定に無理がありすぎました。麗子の上司の風祭警部が豪華客船に積まれた宝生グループの秘宝の警護に当たるという任務も、所轄の刑事ではあり得ないことです。
まして、船内で殺人事件が起こっているのに、日本の警察は一切介入されず、客船は停船せず、麗子と風祭のたったふたりが警察と連絡を取らず独断で捜査するなんてナンセンスです。『相棒』だったら、客船に乗り込んだ刑事が早速、右京さんに連絡を入れて停船させ、右京さんの捜査を待つところでしょう。
まぁ、それでも怪盗の爆破脅迫で、3000名の乗客全てが人質になるという設定は、それなりの緊迫感をもたらしました。けれども、麗子が人質になってしまう中盤から、謎解きに向けての思わせぶりな伏線を連発してしまうのです。それがどれもわざとらしく、漫然とばらまいただけにしか見えないのです。こんなサスペンスドラマ企画だったら、テレビ朝日なら即却下ものでしょうね。
他にも、全般的にキャスティングで突っ込みたくなる配役多数です!
まず、原作の印象から、執事の影山は櫻井じゃないなぁ~と違和感を持ってる読者の方は多いのでは。
事件の真相なんてかなり強引で、ええっとなりました。真相をミスリードする怪盗の正体も、全然らしくないのです。宮沢りえのキャラが鼻について、なんてもったいないキャスティングなんでしょうか。ラストシーンで、やっと宮沢りえのいい味を引き出してくれているところが救いです。
もうひとりキャラが鼻につくのは、風祭です。あんな軽薄な人物を椎名桔平が演じるのはもっいないではありませんか。彼はアクションでもハードボイルドでもきっちりこなせる渋い役者なんです。あんな鼻持ちならない人物なら、こそ泥役で登場する竹中直人で充分でしょう。
早い話が、 櫻井を軸に嵐人気に頼った安直な作品。観客の多くは、映画を見に行くよりも嵐を見に行っている人が多いのではないでしょうか。
普段サスペンスをみていない人でも、カウチしながら何も考えずに楽しめる作品です。わざわざ映画館に足を運ばなくて、フジテレビでオンエアされるのを待つので充分でしょう。
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