「今世紀、たかが60年くらい前の話。」42 世界を変えた男 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
今世紀、たかが60年くらい前の話。
事実に基づいた作品。
アメリカMLBの全30球団共通の永久欠番42。その番号を付いけていた男が、MLB史上初めての黒人選手であったジャッキー・ロビンソン。ジャッキー・ロビンソンがMLBデビューした4月15日は、毎年ジャッキー・ロビンソン・デーとして、選手・監督、そして審判までもが42の背番号でプレイしています。
近頃、日本で背番号3と言えば長嶋茂雄氏だし、1と言えば王貞治氏、そして先ごろ亡くなった川上哲治氏は16でしたが、アメリカで42と言えば、このジャッキー・ロビンソン。日本でも、ニュースになるのでジャッキー・ロビンソン・デーは聞いたことがあるし、ニュース映像も目にしたことは有ります。今でこそ、お祭りになっていますが、その当時の本人たちは、正に命がけであったと言う事が判りました。それが、戦後の話だというのですから、まだまだ最近のことなんですよねぇ。まぁ、アメリカの公民権運動が高揚するのは、それよりも更に後の話ではありますが。
ハリソン・フォード、歳とりましたねぇ。いや、まだそれ程老けこむような歳では無いはずなんですが、この作品では、歳取った様に感じました。彼が演じたブランク・リッチーは、当時まだ65歳程であったはずなので、あれほど年寄りアピールしなくても良いと思うんですが・・・。
いやぁ、中々見応えのある作品です。
コメントする