「世界を変えるということ」42 世界を変えた男 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
世界を変えるということ
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞(吹替,レンタル)。
メジャーリーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンの半生を描いた伝記映画。黒人差別がまだまだ色濃い時代に、このような出来事があっただなんて信じられない。成し遂げられた偉業に、初見時も今回も涙が止まりませんでした。
ロビンソンの不屈の精神は、はじめは懐疑的だったチームメイトの心を動かし、多くの理解者を生み出して、周囲の意識を変えていきました。不屈の精神と云っても、度重なる差別や理不尽な迫害で挫けそうになる瞬間が何度もありました。
その度に再び立ち上がることが出来たのは、家族やリッチーなどの心強い味方が支え続けてくれたから。だからこそ成し得た偉業だったのかもしれないなと思いました。
パイオニアの物語には、必ず胸を熱くさせられます。
世界を変えることは容易でないからこそ、その偉大さは尊くて、永遠に語り継がれ、誰からも称えられる存在となる。
勇気を持って、最後まで諦めなければ、どんな困難にも立ち向かえるし、どんなことだって成し遂げられるのかも。
[追悼]
追悼、チャドウィック・ボーズマンさん。
今では「ブラックパンサー」でのティ・チャラ/ブラックパンサー役の印象が強いですが、初めて彼を知ったのは本作を観た時でした。本作と云い、「ブラックパンサー」と云い、彼の出演作は強いテーマ性を持っていて、観る者に語り掛けて来る作品が殆どだったなと改めて思いました。それらは確実に、世界を変えるための一助となったはず。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
※修正(2024/05/14)
おはようございます。
本当に彼の早すぎる死は残念です。一番無念なのは、ご本人でしょうが。数々の素晴らしい彼の作品を忘れないようにしないと・・
朝から湿っぽくなってしまい、申し訳ありません。
では、又。