永遠の0のレビュー・感想・評価
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原作読んでから観たほうがいいかも
泣いてる人がいたけど俺は泣けなかった。
感情移入ができなかったのは、前知識が無かったから?
あれだけ生き残りに執念を燃やし続けていた人が、最後の最後でああする意味がわからない。
主役の岡田准一の演技とCGを駆使したという映像はリアリティが感じられて良かった。
メッセージは伝わりました
戦時中(の特攻隊)にはそれぞれ生きる人のドラマがたくさんあったというメッセージは伝わりました。
さらに現代と戦時中の場面を交錯させることで、現代人にも戦時中の人々の生き方を考えさせようとしていたのかと受け取りました。
それ以外の演技や戦闘シーン、内容については疑問が残ります。
わざわざ映画でやらなくても、終戦記念日の特番ドラマの放送で十分かと思いました。
▽演技
岡田さん、井上真央さんはとても良かったですが、それ以外の俳優がベタな演技をされていて、ドラマか!?と思うような場面が多々見られます。
▽戦闘シーン
同じシーン(主に特攻)を何度も使い回し、ショボいです。
▽内容
岡田さんが生き残らなかった理由や、アホくさい人間関係のつながりなど、見ていて疑問だらけです。
いい映画です。
カミさんと行きました、カミさん最初から最後まで泣きっぱなしでした(^_^;)
まぁ、私もグッと来ましがそこは堪えましたw
ただ主人公の嫁さん井上真央美人過ぎ…
俺なら家族を頼むと言われなくても下心満載で面倒みますw
やっぱり泣きました。
最初、ポップコーンばっかり食べていましたが、
途中で食べることを忘れていました☻
あの岡田准一さんの宮部久蔵の話し方、
あれがもう頭から離れません。
原作にはない、戦争の途中に家に帰るシーンは、もうここで終わってしまうのかなとか思いましたが‥
やはり、あの染谷将太さん演じる大石が
宮部の家に何回も通うシーンがあのシーンに重なって、泣かずにはいられませんでした。
戦争という残酷なものの中、さらに信じられないような戦闘機に乗って飛びまわっていたなんて、今や信じられないですが
零戦という最強の戦闘機をつくった日本の技術力、昔からそんなにすごかったんだなあと、ダメかもしれないけど、嬉しく思います
戦争というあのすごい国と国との戦い、
これについて考えさせられるものでしたね。
それより、家族の愛についても考えさせられました!
亡国の新聞社
原作で描かれていた新聞社の戦争責任が全て削除されていた。協賛は朝日新聞社である。
日露戦争が終わりポーツマス講和会議が開かれたが講和条件を巡って多くの新聞社が怒りを表明した。国民は新聞社に煽られ反政府暴動を起こした。日比谷公会堂が焼き討ちされ小村寿太郎は強い非難を浴びた。以後国民は戦争賛美へと誘導された。
新聞社は5.15事件の首謀者を英雄と称え減刑嘆願運動を主導し結果2.26事件へと繋がった。暴走する軍部主導国家を止める事は誰にもできなくなった。軍部をこのような化け物にしたのは新聞社であり、それに煽られた国民であった。
戦後、新聞社は国民に愛国心を捨てさせる論陣を張った。国を愛する事は罪であるかのように自らを正義と信じ愚かな国民に教えてやろうという姿勢は戦前も戦後も変わらない。その結果、自らの国を軽蔑し近隣諸国におもねる売国奴的な政治家や文化人を多数生み出す事となった。
原作では特攻隊員をテロリストと断じその精神構造を洗脳された愛国心と捉える新聞記者を登場させている。死に臨み両親には澄み切った心で死んでいった姿を見せたい。死を決意し我が身亡き後の家族と国を想い、残る者の心を思いやって書いた特攻隊員達の遺書の行間の思いを教え諭している。
残念な事に本編映画では全く語られる事はなかった。
原作より好き
原作は主人公兄弟にあまり感情移入できず、戦争の物語としてもありがちな感じで、そこまで人気か?と思っていましたが…
映画の方がこころ打たれました。
『僕は必ず帰ってくる』と彼は言い、その通りとなったわけですが、これは彼が生き抜いた軌跡が、いろんな人と繋がった結果なのだと。人は一人では生きていけないんだと、痛感しました。
また、人の気持ちは言葉では言い表せないんですね。戦争で命をかけた先人達は、国のために死ぬ事、家族への愛、未来への希望、夢、色んな思いがあって生きていたんだと思ったら涙が止まらなかった。
山崎監督の手腕と、音楽の効果もすごくよかった。
最近自暴自棄になっていた自分を見直す良い機会になりました。
うーん。
いい映画なんですが、本のイメージが強烈で・・・。
若手の俳優の演出が、チョット・・・。
岡田の風貌に無理矢理合わせたキャスティングをしたのかな?
優れた小説、原作が映画化されるとガッカリすることが多いのですが、そういう意味では、よく出来ていたと思います。
大晦日の空いている映画館のあちこちで、鼻を啜る音が^^
風立ちぬ?
風立ちぬ
かぐや姫
永遠のゼロ
。。半年の間に映画館に三回行くのって生まれて初めて!(^o^) 映画をみて、つまんない。無駄遣い。と感じたらもう来ないじゃないですか(≧∇≦)三本ともちゃんとした映画でした。
三本とも誰かの渾身の力が映画に詰まってる気がして、、たまたまテーマも「生きる」で同じ(^^)
永遠のゼロ、ジブリと一緒に若い人に観てほしいな。と思いました。
2013年もおわり。
来年も頑張るか〜(≧∇≦)
監督、下手?
岡田先生の、最後の操縦シーンは、最高にかっこよかった。表情もすばらしい。それだけかな。同じシーンの繰り返しが多い。いちいち、くどかった。
生きる死ぬの話も、矛盾するよね。
ホモみたい。
急に抱きついて、若い男が好きだ?なんのこっちゃ。
良作だが、この1作だけで終わらせてはいけない
原作未読者の意見です。
まずは役者陣の話から。
岡田准一のきりりとした清涼感のある演技は好きだった。
憔悴した時とのギャップも良いし、真摯に役を演じていたと思う。
周りを固めるキャストも良い。
若手実力派の染谷将太はやっぱりうまい。純朴そうな表情が自然。
主人公をライバル視する景浦を演じた新井浩文も、殺気のある眼
が見事だった。(調べてみたら在日三世だそうだ。どんな気持ち
でこの役に挑んだのか、気になる)
橋爪徹、田中ミン、そして今は亡き夏八木勲らベテラン勢の演技
も素晴らしい。それにしても夏八木勲、亡くなったとは思えない
ほど色んな新作に出てるなあ。改めて、良い役者さんでした。
CGもかなり頑張っていた。不自然に見える部分はあるが、
邦画の中では現時点で最高レベルのCGだと思う。
サスペンスも孕んだシナリオはテンポも良いし、
後半からは涙を流したシーンも多かった。
あの戦争を戦った人々は、大切な家族を護るために命がけで
戦ったのだという畏敬の念も覚えた。
基本的には、反戦のメッセージや現代の人々に向けたエールも
感じる良作だったと思う。観て損は無い映画だと思う。
だがしかし、気に入らない点は大きい。それは、
特攻隊員を徹頭徹尾『戦争の被害者』として描いている点だ。
そのこと自体は全く間違いでは無いが、根はもっと深いだろう?
* * *
負傷する兵士の描写を思い出してほしい。
真珠湾攻撃を受けるアメリカ艦隊や、特攻によって命を
奪われた敵兵に関する描写は爆破シーンや遠撮のみ。
一方で、こちらの兵士が傷を負い、血を流す姿は詳細に描かれる。
特攻が成功せず悲痛な叫びを上げて散っていく描写もしかり。
負傷するアメリカ兵を描かなかったのはアメリカ側への配慮
かもしれない。負傷する日本兵を描いたのは戦争の犠牲となった
彼ら兵士を悼む気持ちからだろう。特攻の虚しさを訴える上で、
特攻に失敗する描写を多く盛り込んだ点も頷ける。
だが視点を変えれば『零戦で殺された側については少しも
触れず、死んだ日本兵のみが戦争の被害者であるかのように
描かれている』などと言われ兼ねない描かれ方でもある。
特に最後、アメリカの船に突入せんとする主人公の姿。
銃弾の嵐を抜ける零戦のヒロイックな姿、米兵が恐れおののく
様子、主人公の毅然とした表情を延々と映し、明らかに特攻が
成功するものと見せて、ブラックアウト。
映画の締めとしては良い。だが過剰にヒロイックだと感じる。
戦争賛美、特攻賛美だと言う人が出てきてもしようがない
終わり方とも思える。
* * *
鹿児島出身の僕は知覧の特攻隊基地を4度ほど見学している。
彼らは国や家族を護るために自分の命を犠牲にする事を選んだ
尊敬すべき人々だと思っている。
しかし忘れてはならないのは、特攻隊の攻撃で殺された側から
見れば、彼らは『クレイジー(狂っている)』と呼ばれた人殺し
だったということ。彼らは敵から恐れられ、憎まれたのだ。
特攻隊を殺人者として描け、と言っているのではない。だが、
日本にとっては大事な家族を護るために戦った英雄である彼らが、
別国にとっては誰かの家族の命を奪った憎悪の対象でもあった
事を描かないのはフェアとは言えない。
自分にとって都合の良い所も悪い所も知って初めて、
その相手に正しい評価を下せるというものだろう?
彼らを特攻へ駆り立てた指導部側(=若者たちを『狂気の人殺し』
と言われる立場に追いやった者達)への言及がほとんど無い点は
もっと気に入らない。
尺の問題もあるのだろうが、開戦から特攻に至る経緯を丁寧に
描かず、『そういう時代だった』の一言のみで片付けて
しまっている。それでいいのか。
この物語の作り手は、特攻隊の人々に心を寄せすぎて、
冷徹な視点が足りない。相反する視点を十分に描いていない。
むしろ、それらの話題を避けているようにすら僕には思える。
『中立である』というより『腫れ物に触らないようにしている』
という印象を受けるのだ。それが気に食わない。
(hanakentaroさんのレビューにあるよう、エンタメとして描くと ここまでが限界になってしまうのかもしれないが)
* * *
基本的には反戦を謳った映画だとは思う。
特攻隊の方々への尊敬の念ももちろん感じる。
もうあんなむごい戦争を繰り返してはいけない。
戦争を戦った先祖の意志を引き継ぎ、
人々の為に、平和の為に一生懸命生きなくては。
この映画はそんな気持ちを僕らに抱かせる。
だが、まだ弱い。
この映画は特攻隊という存在を知る入門編としてはいいが、
この1作のみで戦争の悲しみや業の深さを理解したなどと
考えないよう注意しなければいけないと思う。
太平洋戦争の起こる前にはもはや戻れない。今となっては
「そういう時代だった」としか言えない。それは仕方がない。
だが僕らの世代は「そういう時代だった」で終わらせては
いけない時点にいるのだ。
過去を学び、それを繰り返さぬよう実践するべき世代なのだ。
おそらく1,2年前に本作を観ていたら、僕ももう少し高い評価を
入れていたかもしれない。だが今の日本はどうもキナ臭すぎる。
政治の話は大嫌いだが、最近はこの映画の時代へと逆戻りしている
のではないかという危惧を抱かずにはいられない話題ばかりだ。
以上。
口やかましくてスミマセン。
〈2013.12.22鑑賞〉
素晴らしい、泣ける
戦争ものは好きではないですが、この作品は見て良かった。特攻隊宮部久蔵の強い信念を感じた。そして家族愛の深さに感銘した。戦争を知らない世代となった日本は平和ボケしていることに気付かされた。ぜひ見て頂きたい。
空を見上げて感謝してしまう映画です。
ラストの岡田准一の表情、今思い出してもこみ上げる感情が抑えられない観た人同士のみが共有できる彼が演じる主人公・宮部久蔵のラストシーン。
台本には『静かに澄みきり、微笑みすら浮かべている・・・』とあったらしいがご本人が最も悩まれて言葉では説明できないと仰られてた名優の仲間入りに相応しい名演。
劇場を出た若い女の子達が「泣き過ぎて過呼吸になるかと・・・」と耳にしたように終始涙なくしては観れない中でこのシーンには映画でというより成人以降肩を震わせてまで泣いた経験はない。
桑田圭祐さんが表した 『涙見せないように 笑顔でサヨナラを・・・ 夢煽る世の中であれと 祈り 』 の歌詞に凝縮されたエンドロールが終わるまで決して立ち上がれない物語。
澄み切った青い空を見上げて感謝し、『有難う』と呟きたくなる・・・・
『未来へ』 という言葉が相応しかった2013年、最後を締めくくる是非観るべき作品。
見るべき作品
初めて劇場での戦争映画だったけど、見るべきと感じた。
宮部という一人にスポットを当てているけど、あの時代の人はみんな同じような物語があったんだろうな~。
傍からみたら宮部は、臆病者だけど宮部を知っている人から見たら強い人。
愛の形は、今では考えられないような形だったけどあの頃の日本ではそれが普通だったんだろうな。
ジブリ作品の風立ちぬを見たことも少なからず影響したと思う。色んな方向から感じることができて、今、わたし達の生きる意味とか何をするべきなのかを改めて考えさせられた作品でした。
ネタバレしてるか微妙なのでネタバレありにしときます!
0.5が最低点だったので
評判はいいようですが、まったくの駄作でがっかりしました。
時代背景を理解していれば失笑してしまうレベルですね。
原作は読んでいないのですが、当時の軍は家族のために何としても生き残りたいと思う人はいてもそれを口にすることが許されない時代だったわけで…
原作からしてそうなら、映画化すること自体が間違っているのではないでしょうか。
笑ってしまうのは、これを見て戦争ってこんなものだったのかと勘違いする人ばかりなことと感動して泣けたとか…ありえないです。
最後の特攻シーンもいくら小説原作っていってもね~
正規空母に特攻成功?ないない。
唯一よかったのはあまりにも短すぎるミッドウェーでも赤城に対する急降下爆撃の部分のCGでした。
最後の5分の為の144分
※原作未読、詳しい戦争知識無し、戦争物素人の投稿です。
最後の5分、零戦パイロットの祖父(宮部)の取った行動にセリフは無く、受けて側に委ねられており、宮部の真意、すなわち、映画の感想は十人十色になるでしょう。
なので、それまでは最後の5分、どれだけ宮部の気持ちになれるか、入り込めるかの準備体操っといっても過言ではありません。
低評価の方の意見では、原作との比較や、当時の情勢の説明不足、戦時中特有の心理描写不足、キャスティング(特に三浦春馬さんの序盤の演技)の違和感、演出(過去と現代の行き来)について行けない。などあるようですが。
少なくとも私は、あの5分間は宮部になっていた気がしました。
個人的には、最近の映画で一番良かった、心を揺さぶられた作品でした。
これを機に、自分なりに戦争について調べてみたくなりました。
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