劇場公開日 2013年12月21日

「ファンタジーとしてみる分には」永遠の0 ファシリテーターさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ファンタジーとしてみる分には

2014年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

映画では主人公、宮部が家族の元に生きて帰還するために、出来る限りの方法を実行するといったもの。この作品はフィクションでファンタジーだと思えば、それなりに楽しめた。赤城の壮観な勇姿も素晴らしい。
だが、よくよく考えると、宮部は戦闘機乗りのパイロットな訳です。それも凄腕の。開戦当初には小隊長だったことから、職業軍人だった訳です。プロの軍人が、乱戦になると雲隠れしている…。例えば、警察官が犯人が凶器を所持している、自分は生きて家族の元に返りたい、だから身を隠していた。同僚や部下が懸命に立ち向かっている最中に。
そう考えると、どうなの?と根幹が揺らいでしまう。
そんなに嫌なら腕の一本も切り落として退役するなりする方が、余程、良い選択ではなかったのでしょうか?
やはり、この映画はファンタジー作品として、見ることをお勧めします。

ファシリテーター