劇場公開日 2013年12月21日

「久しぶりに丁寧な邦画」永遠の0 MOONさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0久しぶりに丁寧な邦画

2013年12月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

久しぶりに丁寧に作られたと感じる邦画でした。私はもちろん全編涙目でしたが、泣かせてやろう!という作り手の作為は感じられず、自然に涙が溢れたというか。なので泣くポイントは見る人によってそれぞれ違うのかもしれません。

戦地での宮部久蔵を取り巻く環境には友情とか信頼とか、はっきりしたものは何もないのに、人となりを上手く描けていると思います。

この戦場で生きたいという思いを持ち続けることは、これほどまでに深く傷つき正気さえ失ってしまうものだったのでしょう。

私にとって戦争はあまりに遠い過去で
もっともっと複雑なのだと察する程度ですが
人は過去も未来も関係なく、愛によって繋がっていると思いました。

MOON